2014
04.11
桜が散り始めますと、次の花が鮮やかに花弁を広げるのであります。
さてさて、このところ、皆様から教室についてのお問い合わせが相次いでいるのでございますです。
それで、断易教室を増やさなければとも、思っているところなのであります。
ヤルとしたら、第一週の土曜日しかございませぬ。
いかがなものでありましょうか。
ご希望の方がおりましたら、お問い合わせから「やるべかな」なんて入れてみてくださいまし。
それで、「このくらい希望者がいるなら、やるべがぁ」ということになるやもしれませぬ。
が、まだその意思があるだけで、実際に開講するかどうかは未定。
今度は1年コースというように期間を区切ることになるでしょう。
私メの手で私メの首を絞めるような予感がいたしますが、どうせするなら、キチンとした講義でなければなりませぬ。
これほどまでに、自分に真面目なところが残っておったのかと、いささか仰天しておりますです。
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2014
04.10
そろそろ引退を…そして隠居を…そして占い放浪の旅に…と思っていたのでありました。
けれど、仕事が舞込んで、枯れた老木から樹液を絞り取るようにして原稿などを作成しておりますです。
まずは7月に出る本の原稿を、自分にノルマをかけて作成しているのでありますが、10年前、いや5年前、いや2年前に比べても体力が失われているわけでして、日々のノルマがずっしりとした重圧で、私メを苦しめるのてあります。
しかし、本当の苦しみかというと、あながち、そうだと肯定できないところに、この仕事の麻薬性が潜んでいるようであります。
楽しく苦しいのであります。
しかも、このたびの本は、私メにとっては新鮮な分野。
老木を絞り取るようにと申しましたが、じつは牝牛のお乳を搾るように、いくらでもお汁というかソースというか、ネタが出てくるのでありますです。
「あれもある、これもある」
と溢れるように次から次へとアイディアが湧き出すのであります。
そのために、最初に立てた進行表の数倍のデータになりそうなのであります。
お女性からの色っぽいお電話もお誘いにも応じることなく、一人での楽しみに耽っているのでありました。
問題は、やはり締切にすべての原稿が完成できるかどうか。
ここに帰るのでありました。
軽快に進めるのは良いけれど、6月13日が締切だぞ、と自分に言い聞かすのでございました。
この仕事が終われば、そこに完全なる老人が完成していることでございましょう。
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2014
04.09
まず、お断りから。
最近ですね、このプログに相次いで、不正アクセスが行われ、ブログが立ち上がらず、その修復作業に時間を割かれ、ブログ更新ができませんでしたのです。
そんなにブログをご覧いただき、いたずらをしようかというところまで来ましたか…と、やや得意。
下手人は中国人か南北朝鮮人だと決めつけておりますです。
最近の中国人は「にっぽん人、キライあるよ」ということがオシャレだとか。
お釈迦さまが中国人だったかどうか分かりませぬが、4月8日は、お釈迦様の誕生日。
花祭りでございます。
で、毎年のことですので、今年も参りました。お寺さんへ。
幼稚園児たちが列をなしていましたので、しばらく並びました。
といってもすることは、釈迦像に甘茶を注ぐだけ。
賽銭は1円にいたしました。
目指すは境内の広場の、良き匂いのする場所へ。
そうです、無料酒がふるまわれるのでございます。
一円で飲み放題とは、このご時世にめったにあることではございませぬ。
これがホントの有り難きこと。ありがたや、ありがたや、であります。
噂を聞きつけてか、例年より、人が多いのであります。
どうせ、ご老体。
どんなに増えても、来年には半数はこの世から消えていますでしょうから、広い心で酒を飲むことができるのでありますです。
が、老体のみならず、さきほどの園児たちも、中国や南北朝鮮の乱によって、やはり命を危険にさらされる未来は避けることはできますまい。
まずはアーメンを唱えるのでありますです。
つがれるままに、みるみる三杯は飲み干しでございます。
頭の底がクラッといたします。
後頭部が快く痺れるのでございます。
小説だの、ドラマだの、漫画などの絵空事にうつつを抜かしている場合ではありませぬ。
寺山修司は「書を捨てよ、町に出よう」などと言いましたが、町に出れば放射線でいっぱい、大陸からの毒もいっぱい。
書を捨てよ、オナニーをしよう! としか言えぬのが現実でありましょうか。
しかし、まずは花に眠るように包まれて、笹酒を、また一献と飲み干すのでございました。
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