2015
12.19

おおぅ、カニが届いたのであります。
箱を開けたら、香ばしいカニの匂い。
年の瀬でございますね。
縁起がイイのであります。

つい、こないだ梅が開花して、桜が咲いたと騒いでいたのに、瞬く間に一年が終わりに近づいて、充実した一年と言えば、そうもいえるし、ムダに過ごしたといっても間違ってはいないよーな気がいたします。

「来年はどういう講義をするんですか?」
と受講生の皆様から質問を受けますですが、現在は白紙の状態。

年末の最後の三日間で予定を練り、来年度のはじめにお知らせいたす所存でございます。
平日の、おそらく火曜日になろうかと思いますが、昼間の講義もしてみたくなっておりますです。

東京だけでなく、神戸などでのセミナーも、たまには面白いのではないかという意見にも耳を傾けておりますです。

でも、いまはカニを眺めつつ、あーでもない、こーでもないと頭で遊んでいるのでありました。

私メは若い頃から「こーなりたい」という夢がありました。
誰にも使われず、誰をも使わない生き方。コレであります。

その夢がけっこう叶っているのではないかと、ちと嬉しくなり、たとえ効率的には問題があったとしても、いまの感じが続いてくれたら、それはシヤわせていうものだろうと、姿のない者に対し感謝しているのでありました。

まずは、残っている、しやわせカードの仕上げが出来なければ、先のことは考えられないのでございます。

 

2015
12.17

これはホンの一部分であります。
部屋中が、コレなのであります。原稿などの仕事が停滞し、催促されています。

コレは、会員の皆様にお贈りする「しやわせカード」の山であります。

いつの間にか会員さんが増えまして、今年はもはや私メの限界を超えておるのであります。
カードだけにすればいいものを「ウンチ」も付けましたから、まさに自滅。

もう新会員登録しても、お贈りすることはできませぬ。

作っても作っても終わりませぬ。

「手伝いますっていってるのに」と親切な声をかけてくださるお方もおりますが、すべてお断り。
「孤独な完璧主義ですね」とのこと。

孤独は当たってますが、完璧にはなりそうもありません。
イブまであと一週間。それまでにお届けしたいのでございます。

無料奉仕なのにも、自分であきれ果てておる次第。
スペシャルカードで精魂がつきているのですよ。
金持ち前夜祭にしても、すべて私メの持ち出し。

しずかに発狂しているとしか言いようがありませんです。

自分で蒔いた種であります。仕方ありませぬ。

さーて、また続きをいたしますね。

2015
12.15

日曜日の講義が終わり、一杯ひっかけようかと。
それが二杯になり、三杯になり、椅子に根っこがついてベロベロになるまで呑んでしまったのであります。

電車で目を覚ましましたら、茅ヶ崎で停車しているではありませぬか。
わわわっとばかりに降りました。
駅便で小便をしていたとき「しまった!」と気づいたのであります。
バッグを車内に置き忘れたと。

そこで占って出たのが、この卦。
天風姤➡天山遯。
同宮卦であります。
「見つかるだろうな」と、そこで安心しまして、まずはひと寝入り。

翌朝、解読いたしました。
世爻は丑。空亡。ボンヤリしていた事が、ココからでも分かります。そして休囚。が、一方の読み方として、これは「世空者即致」の原則が当てはまりますから戻ってくる確率が高いのであります。

二爻に伏している寅の妻財を用神とすべきであります。
いま二爻は、亥の子孫。旺相しておりますから、用神は出てこれませぬ。その亥の子孫は午の官鬼に化しています。
これは、官鬼を泥棒とみます。
けれど、その午官鬼は月破。日晨から剋。青竜がついているところを見ると、さほど悪質な泥棒ではなさそうであります。盗もうと手にしたけれど、気が咎めて駅員に渡したと推理いたしました。

最大のポイントは、次の日、つまり本日は甲子日で戌亥空亡と変わります。すると二爻の亥が空亡となり、寅の用神が出てこれます。寅は旺相、日晨からも生じられます。出てきて休囚の世爻を木剋土と剋します。
「かならず戻ってくる。申刻(15時から17時)に連絡があるはずである!」
と確信して待っておりましたところ、午後六時過ぎ、それは酉の刻(17時から19時)でありましたが、JRの職員から電話がありまして、「見つかりました」とのこと。

断易をマスターすると、いらぬ心配をすることはありませぬ。
どうして的中するのかは謎でありますが、原則通りに読み解けばイイのであります。
この知識は一生の財産となるのであります。