2017
01.13

辻堂の住宅地の奥に、不思議な一画がございます。
松林にかこまれた丘陵。
そこに壊れかけた鳥居が残っております。

明治に薩長の政策の一つ、廃仏毀釈によって無残な姿にさせられた神社なのであります。
不思議なのは、毀釈は、釈迦の教えを否定するわけでありますから、お寺が被害を受けてしかるべきなのに、神社がこうなってしまうとは、面白い現象であります。

お女性に優しくしたら、かえって迷惑がられて嫌われたというようなことに似ているといえば言えますでしょうか。

が、私メには関係のないこと。
でも、興味深いのであります。
毀すなら、徹底して名残もなくすればイイのに、残っているということは、それなりの理由がございましょう。

思わず、柏手を10回ほど打ち鳴らしたのであります。

そのあと、近くの焼肉屋で、ひとり焼肉を。

右下にあるのはテキストの初爻であります。
私メは、何かを読みながらご飯を食べる習癖がございます。

お行儀が悪いかもしれませんが、落ち着くのであります。

犬猫などケダモノは餌を出されると、そればかりにガッツいて食いますが、私メは違うのであります…と弁解しておきましょう。
尻取りしながらのおスケベも、また文明かもしれませぬ。

それは、そうとして、先ほどの神社に白い丸いモノがいくつか供えられていました。
タマゴかと思いました。お餅かもとも。
いえいえ、違います。
ゴルフボールでありました。わけが分かりませぬ。