2017
01.19

夏に逢えば上手く進む恋も、冬に出会ってしまったばかりに悲恋となることがございます。

恋も生き物でございます。

恋の話を、四柱推命に置き換えてみましょうか。

時 日 月 年  冬月
○  丙  ○     ○
○  午 丑 ○

こういう命式があるとしましょう。
丑と午の関係を語りたいのでございます。

午は火の根として、蔵干に丙と丁を持っておりますです。
「丙午」は専旺干支ですから、普通に判断すると、丙を強めて支える根になるのであります。
ところが、季節は冬。丑月であります。
丑は陰の最たるもの。丑満時でして、真夜中の12支。
これが真冬でありますから、隣の、真昼の12支の午の、光も熱もさえぎってしまうのでございます。
つまり、真冬の午のとなりに丑があれば、この午は死滅状態でございます。すなわち丙の根となっても毛の如く細々としたもの。

これが夏月で、
時 日 月 年  夏月
○  丁  ○  ○
○ 丑  午 ○
であれば、午は丁の根になり、代わりに丑の蔵干の、水も金も失われ、丑は土としての機能だけを有することになるのであります。

このように、四柱推命を解く鍵として12支の解釈はきわめて重要なのでごさいます。

これらは、いままで四柱推命初等科では述べる時間がございませんでした。が、四柱推命卒論科を開講している以上、、そのご理解のためには避けては通れませぬ。

四柱推命初等科は、年々、進化をとげておりますです。
四柱推命接続科も開講予定です。
こちらは12支の詳細の解釈と干合論と、従格の質のランクをも述べていくのであります。

もしも、初等科をもう一度というお方も歓迎であり、卒論科をシカと理解したいお方にもおすすであります。
平日の火曜日の昼間ですけどね。けっして意地悪で、その日を選んだわけではございせんです。

恋とは、どの季節でも、やがて散ってしまうのであります。
さっきまで、座っていたシートのへこみを懐かしむばかりでございますです。