01.19
夏に逢えば上手く進む恋も、冬に出会ってしまったばかりに悲恋となることがございます。
恋も生き物でございます。
恋の話を、四柱推命に置き換えてみましょうか。
時 日 月 年 冬月
○ 丙 ○ ○
○ 午 丑 ○
こういう命式があるとしましょう。
丑と午の関係を語りたいのでございます。
午は火の根として、蔵干に丙と丁を持っておりますです。
「丙午」は専旺干支ですから、普通に判断すると、丙を強めて支える根になるのであります。
ところが、季節は冬。丑月であります。
丑は陰の最たるもの。丑満時でして、真夜中の12支。
これが真冬でありますから、隣の、真昼の12支の午の、光も熱もさえぎってしまうのでございます。
つまり、真冬の午のとなりに丑があれば、この午は死滅状態でございます。すなわち丙の根となっても毛の如く細々としたもの。
これが夏月で、
時 日 月 年 夏月
○ 丁 ○ ○
○ 丑 午 ○
であれば、午は丁の根になり、代わりに丑の蔵干の、水も金も失われ、丑は土としての機能だけを有することになるのであります。
このように、四柱推命を解く鍵として12支の解釈はきわめて重要なのでごさいます。
これらは、いままで四柱推命初等科では述べる時間がございませんでした。が、四柱推命卒論科を開講している以上、、そのご理解のためには避けては通れませぬ。
四柱推命初等科は、年々、進化をとげておりますです。
四柱推命接続科も開講予定です。
こちらは12支の詳細の解釈と干合論と、従格の質のランクをも述べていくのであります。
もしも、初等科をもう一度というお方も歓迎であり、卒論科をシカと理解したいお方にもおすすであります。
平日の火曜日の昼間ですけどね。けっして意地悪で、その日を選んだわけではございせんです。
恋とは、どの季節でも、やがて散ってしまうのであります。
さっきまで、座っていたシートのへこみを懐かしむばかりでございますです。