2017
07.19

十傳スクールの四柱推命接続科が終わって少しした二時過ぎあたりから、雨が降り出しましたです。

大粒の雨でして激しく屋根をたたく音がするのでありました。

窓から表を眺めると、
「こいつはいけねぇ…!」
都会の向こうの、空の下の方が青色に明るんでいるのであります。

一見すると、遠くが明るいので、通り雨で、もうすぐ止みそうだと錯覚しそうでありますが、青色というのが危険でございますです。

「帰った方が無難だ」

履物を雨にぬれても平気なサンダルに決めまして、土砂降りの中を神楽坂の駅まで。

東京駅に着きましたら、山手線を筆頭とする多くの電車がストップしているアナウンスがございました。

と、いうわけで私メは被害に遭わず、画像の如く、アメリカンドッグをコーラで胃袋に流し込みつつ、がら空きの東海道線の乗客となったのでありました。

情報情報と愚かな人々は口々におっしゃいますけれど、情報ほどアテにならぬものはございませぬ。
「桶狭間の戦いは情報合戦だった」とか。
小利口ぶるなずの!であります。

カンと経験則と反抗心だけが自分を守り、発展させるのであります。

災害の際は、ぜったいに自分のカンに従うこと。偉そうな奴らの指示を守るとろくなことはございませんです。

2017
07.17

じつに暑い夏であります。
が、夏というのは始まった時には、すでに終わりの色を沈めているものでして、ホントの夏は7月がピークなのかもしれませぬ。
8月になると、夏は後悔の色合いを深めますです。

すべて似たようなものでして、恋愛などでも同じことが言えますです。未来に向かって歩き出そうとした次の瞬間には、燃え尽きてしまっているとか。

年齢を重ねると、そういう頃合いを予感していて、楽しく笑いながら、その向こうの恋の終わりの結末を眺めていたりいたします。

情熱はもう残りがなく、予備タンクも空っぽで、燃えてはいけない、燃えてはいけないと自制するのでありますが、夏という季節は、自分が燃えているのか、季節の熱なのかが分からなくなるのでございます。

この夏の熱さから申しますと、9月の失恋率はかなり高くなり、鑑定のお客様も、恋愛傾向の悩みが多くなるよーな気がいたします。

さて、私メは恋愛どころか、手相セミナーの最後の準備に追われだしました。

暑いので、テキスト作りが大変であります。
事務所がクーラーが効くまで、大汗をかいて耐えなければならず、やっと印刷し、製本するのに手間がかかるのであります。

セミナーが終わって8月になってからでないと、夏を楽しめそーにございませんです。

 

2017
07.16

23年が経過しているのであります。

1994年を忘れることはございません。
運の変化をまざまざと体感した年だからであります。

はじめての書籍が出た年であり、イベントの仕事が回って来た年だからなのです。

このタオルは、ハウステンボスのイベントの想い出タオルなのであります。
10人ほどの占い師を手配し、お正月の7日間佐世保に宿泊し、そこから毎朝、テンボスまで出勤。10時から16時まで占い師を監督しつつ、私メも占ったのでありました。

最終日に記念にと、大きな紙袋を渡され、その中に入っていた一つが、このバスタ。

もうすっかり、ほつれてよれよれになってしまいましたが、夏になると引き出しから引っ張り出して汗まみれの背中に引っかけるのであります。

ひとつの扉から、副作用は多々ありましたが、いろいろな嬉しい出来事へとつながったわけでして、これが大運の喜神の作用かと、自信をもって言えるのであります。

そのイベントは数年間続きましたです。
23年間経過しても、なお、長崎の夜の寒さや、午前8時ころにやっと明るくなった街の風景を忘れることは出来ないのであります。

当時の関係者は、みな老いていることでありましょう。バスタのように。