2022
07.25
時代が変わったのでしょーか。
東京駅の新幹線改札に入ったら、自販機にコーラがないのであります。
ないとなると欲しくなるものでして、色々と探しましたが、コカ・コーラがない。
「コークと呼ぼうコカ・コーラ」がないのであります。
そして、車内販売にも、
「最近から置いておりません」
とのこと。
私メが初めてコーラを飲んだのは小学四年生の時、モリオカグランドホテルのビアガーデンに家族で連れて行ってもらった時であります。
黒いくびれた瓶と、レモンの欠片がケチ臭くふちに刺さったグラスとか運ばれてきたのであります。
祖母は、一口飲んで、
「ジワめぐな」
の感想。
その味が美味しく感じられるようになるまで、さして時間は要りませんでした。
衝撃的な飲み物でありましたです。
それまでは三ツ矢サイダーでありましたから。
そのコーラがない! のであります。
じつは、昨夜、モリオカに向かうために部屋の片づけをしていましたところ、『四柱推命合婚法』という、結婚運の分厚いノートが出てきたのであります。日干支で読み解くものでして、じつに明瞭で、しかし幅が広いのであります。
「よし、明日は新幹線の中でコカ・コーラを片手に、ノートを復習しよう」
と意気込んでおりましたのに…。
仕方なく、カルピスを片手に読むこととなったのであります。
むかしは私メも勉強家だったと感心するほどの完璧なノートでありました。(エナジーはまだちとオショシイのであります)
内容は、男女の相性にも及んでおり、もともと良い配偶者運を持っているのに、現実の相手との相性が、その良さを破壊しているとか、その反対など、改めて読むうちに熱中してしまっていたのであります。
そーいえば、このノートを参考にして、雑誌などで色々な占いを考案したこともございましたっけ。
あっという間にモリオカ駅でありました。
いま、このブログをUPしている時点で、まだコーラを飲んでおりません。
Category:
占いのお話 /
Tags: no tag /
2022
07.24
知らぬ間に、いつしか柚子の実が育っておりました。
秋には黄色い実となることでしょう。
でも、柚子の今は、今も大切でありましょう。
色づいた実となって、それが完成形だとしても、そこまでの成長過程も楽しいかもしれません。
とは言いましても、「では、お前は、過去のいつの時点に戻りたいのか?」と問われた時、
「いいえ、戻りたくはございません」
を答えにしそーであります。
たしかに過去を思い出すのは楽しゅうございます。色々な思い出で彩られております。
あの恋をもういちど体験してみたいという気持ちも強いのであります。
けれど、気持ちだけでありまして、じっさいには「二度と御免だ」が正直なところでございますです。
占いでも、過去を当てたところで無意味であるのと同じで、より良い未来の構築を考えることが大切でございます。
いずれはあの世へと滅びる身ではありますが、やはり、
「楽しかった…」
と満足して、事切れたいものであります。
無理な夢や、過去に対する後悔などを削ぎ落し、現実の姿となると、なんと貧弱でお粗末な自分であるかを見てしまいますが、これから台風や害虫や病気などから身を守り、健康で、自由を謳歌するためには最低限の資金は必要であります。
不幸な未来もまた、幻想であります。
幸福な未来もまた、幻想であります。
そして常に、今現在は不満だけが割合のほとんどを占めておるはずであります。
1日で5分間ほどの楽しさがあるか。
1日で1時間も楽しい時間があれば、それはしやわせでありましょう。
そのしやわせな時間を持続させることを考えることに鍵がありそーであります。
真夏の、カンカン照りの庭に立ち、まだ固い緑の柚子の実を見上げつつ考えるのでございました。
Category:
死の扉 /
Tags: no tag /
2022
07.23
奇門遁甲には、立向盤と座山盤が存在することは、すこし齧ったことのあるお方なら、分かるはずであります。
立向盤は、旅行や引っ越しなどで実際に場所を移動する際に使用する盤であります。
対して座山盤は、場所を移動せず、自宅の中心からみた或る方位に穴を掘り、所定のモノを埋めるための盤でございます。
その座山盤を使用して、モノを埋める作業を、「造作」と申しますです。
造作には、光の造作と闇の造作がございますです。
光の造作は、自分の運勢を上げるため。
闇の造作は、他人の運勢を下落させるため。
私メは、40年ほど前、奇門遁甲なるものを初めて学び、立向きを教わり、身体が震えるほど興奮いたしました。
が、座山盤での造作を教授された時、おもわず、
「迷信だ!」
ひどく幼稚で、子供だましみたいに感じられ、あははは、と嗤ったものであります。
「大の大人がヤルことでない。こんなものを信じているのか。おかしいのではないか」
ところが、いまや、その極秘伝を教える立場になろうとは。
「やってみてから嗤え」
兄弟子から諭され、「では心を白くして」といちいちメモを取ったのであります。(とうじの講義は、この極秘伝については手を膝の上に置き、一切のメモは禁じられておりました。そこで休み時間に記憶したことをすべて、トイレでメモしたのであります)
画像は、錆びた釘を作り出したところであります。
これは、闇の造作の一つ。「他人を害して奉る」その材料作りでございます。
これらは、新版奇門遁甲高等科でふれる予定ではありますが、
「イイのかな?」
の気持ちはございますです。
拳銃を作れば、使いたくなりますです。
核兵器もやがて確実に使われるでありましょー。
闇の造作も知れば、絶対に使うことになるのでありますから、
Category:
占いのお話 /
Tags: no tag /