2024
06.24

数年前のこと。
叔父が入院したとの知らせで立てた卦でございます。
数日後、亡父の回忌が予定されていたので、いま死なれたら、
「またしても邪魔をするのか!」
叔父の葬儀が父の回忌と重なることを心配したのであります。

私メと叔父とは犬猿の仲。

さて、叔父ですから用神は父母。
応爻(△)の申父母か初爻の酉父母か。初爻は世爻(〇)なのでためらわれましたが、動いているし日晨に臨んでいるので、やはり初爻の酉父母が用神でございます。

この酉は、月建、日晨を持つうえに、動いて丑から、土生金と生じられ、非常に強力であります。
だから、「死なない」と断じては嗤われますです。
病人なのに、このよーに極旺していることが不自然だと気付かなければなりません。
落日の最後のきらめきなのであります。

しかも、酉は化墓であり化空。
そして3爻の巳からも剋され、「併不併字眼多きに因る」という黄金策千金賦に記されている「日晨変壊」に該当しますです。

「即日に死す」
でございます。

酉父母は丑を化出し、その丑は、上爻の空亡の子と合。あの世に昇天する意味でございます。

いかん、死ぬなら亡父の回忌が済んだ後にしてもらわねば。

ということで、延命の術を仕掛けに、叔父が入院している死神病院に見舞ったのでございます。
病室の寝台に造作を仕掛けつつ、「おうおう」と微笑もうとする、叔父の薄くなりかけた瞳孔に「さぁ、お迎えが来てますぜ」と無言で語りかけたのでありました。

叔父は7日目に息を引き取りました。
亡父の回忌が無事、とどこおりなく済んだ3日後のことでございました。

いまでも叔父の墓の前を通るときには、
「この世から、あの世の汝を、成仏せぬよーにお祈りしております」
と中指と人差し指を立て、邪気を送っているのでございます。

  1. 中指と人差し指を立てて邪気を送るとのことですが、
    ロシア正教、ギリシャ正教の司祭達が信者達に十字をキル
    儀式の時、まさに人差し指と中指を立ててますから
    地獄に堕ちろと邪気をおくってるのかもしれませんね
    怖い!

    ●十傳より→面白しぇ!

  2. 断易はムズいであります。

      ●十傳より→堅苦しく考えずに、素直に。