2026
02.24

まだ2月だというのに、バッケが芽吹いていたのでした。
ひだまりいちめんに。

ここの気持ちの悪いほどの暖かさのためでしょー。
例年より1か月以上も早いのです。

老人である私メは、腰をかがめて野包丁で、摘みましたです。
キッチンがバッケの香りでいっぱいです。

これでイイのか?

若いお女性の生き血を吸って、寿命を長らえようとするしなびた老人ではないか。
年寄りには何の価値もないのだから賞味期限切れの固いスルメでもしゃぶっていればいれば良いのだと、いつも思っておりますです。
寿司屋で握りをつまむたびに、セザーニヤをフォークで分けるたびに、いくら丼を箸ですくうたびに、罪深いことをしている自覚につかの間、とわれるのであります。

しかし、コレでイイのだとも思うのであります。
老人のために新芽があり、握りがあり、イタリアンやイクラがあるのだと。

みんな死んでいく運命のだから。

その運命をすこしでも改善することが仕事である。
老易者にすぎない。

よーし、新芽を炒めてバッケ味噌にしてやるぞ!

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