2018
04.17

毎年、4月は暴風雨に見舞われます。
だいたい2回から3回ぐらい、突如の雨に襲われ、靴まで台無しになるのであります。

それはイイのであります。

困ったことは、雨上がりの気だるさ。
恋が重たくなるよーな感じに似ており、救いのない倦怠感に包まれるのでございます。

煙草も酒も体が拒絶し、音楽もうるさく、とにかく横たわるしか方法がなくなるのでございます。
「空亡かな」
占い用語を引っ張ってきて口実にし、床に仰向けになるのであります。

でも、そーいう時に天啓というか、面白いヒラメキが走ったりするのでございます。

すぐにクーラーをオンにし、ヒラメキの先を追うワケでありますが、掴めるときと、取り逃がすときがあり、本日は取り逃がしてしまいましたです。

それで、こうして雨上がりの雑花を撮影したのでございました。

断易の道具の神蓍やサイコロの手入れをしたりもいたしました。

とりとめのない、つまらぬブログになりましたが、お許しくださいね。

2018
04.16

『奇門遁甲カレンダー2018年下半期(7月から12月までの半年)』の最終チェックが終わり、いよいよ5月1日から配布開始となりました。

一部3万円(税込み、送料込み)なのでありました。

詳しくは準備が終わり次第、メールでお知らせするのでございます。

立向月盤、立向日盤、立向時盤のすべてを手入力でありますから、チャックしてからまるまる3月は要する仕事なのであります。
「とんでもないことをしているな」
と感じるのでございますが、はじめたからには持続しなくては無責任なのであります。
「誰かに任せれば楽なのに」
とも言われますですが、微妙な解釈なのでありますから、他人に頼めることではないのであります。

例えば、天盤乙が南西に入った時、雲遁として良いのか、それとも乙奇入墓とするのか。他の配合を見て決めるのでありますが、微妙な差しかない場合もあるのであります。その場合は、他人では見極められず、テキトーな表現になることでありましょう。

「やっぱり、あなたでないとダメ」
こう評価されたいのであります。ですから毎朝、自分に日課として課して、遁甲カレンダーの打ち込み作業をしてきたのでございました。

いまでは「代わりに打ち込みを手伝います」とお節介を申し出るお方もおらず、ですから私メは私メのペースでやっていけるのでありました。

いま最終の微調整をしているところでありまして、これがまた目が渋くなる作業なのであります。
これが済んだら、
「どこかに行こうかな」
旅情にウズウズしているところでございますです。

2018
04.14

モーパッサンが大のエッフェル塔嫌いだったとかです。
で、なんとかエッフェル塔を見ないで済む方法は何かと考えたすえ、
「そうだ!」
と思いついたのが、毎日、エッフェル塔にのぼることだったとか。

おそらく嘘だとは思いますが、ニンマリさせられるお話ではあります。

私メも東京スカイツリーが嫌いであります。
好きなものなどありませんけどね。
建設中に、どんどん高く完成されていくスカイツリーを遠望しながら、舌打ちをしていたものであります。

が、今回、密室科で火星とか水星などの実星を取り上げるにつき、イーストヤードにあるプラネタリウムを見学に行こうかと思っておりました。

そのついでに…モーパッサンを真似ようとも。

「なんだ、これは!」
三千円もかけて昇ったことが、このザマでございます。

影がニョッキリと見えるではありませぬか。
モーパッサンだとてエッフェル塔の影は見えたはず。
その感想は語られていない様子でございますです。

いや、彼が発狂したのは、悪魔の影から逃れられないことを悟ったからかもしれませぬ。そのまま精神病院で狂い死にをしたわけでありますし。

が、微笑ましいことに、私メのみた影は、立小便の最中のように見えたことでありましょーか。ために発狂は阻止されましたです。
小便といえば、最近、私メは遠近両用メガネを使用しておりまして、これが手元が老眼鏡になっておりまして、階段を降りる時と、小便をするときに激しくボヤけて不自由なのであります。

駅の便所で隣のお方にぶっかけては申し訳ないので、チャックを下げる前に、ググっとのめりこむようにして近眼用のレンズに合わせる苦労をいたします。が、前にのめりこむようにいたしますと、他人の小便臭さが鼻孔を突いて、頭がクラクするので困っておるのであります。

まぁ、それはそれとして、目的のプラネタリウムは、
「零点だ」
と終了したとたん反射的に口を滑り落ちましたです。

どことなく腹立たしく、しかも入り口まではエスカレーターだったのに、帰りは階段を足でくだるというサービスの悪さ。
「もう用はないよ」
と追い出されるに似た仕打ちでありました。

ぐぐっと前にのめってボヤける階段を無事にしたまで苦労して降りたのでございましたです。