2023
12.27

モリオカでの最終日の夕食は、いつもタイヘンであります。

日持ちしないモノを胃袋につめることになるからです。
計画的に買い物をしたつもりでも、余るかも足りないかのどちらか。

今回は余りました。

しかし、胃袋にも限界がございまして、
「もう入らない……」
ギブアップ。

私メは、ひとつ守っていることがございます。
それは、
「食い物は捨てない」
であります。
学生時代から39歳まで、すさまじい貧乏生活を送っておりました。
あと一週間もあるのに500円しかない! 500円でどーやって食いつないだのか。そんなことが幾たびもございました。

ほんとうにないのです。通帳にも、どこにも。
そんな経験が、食い物を捨てない主義に走らせているのでしょー。
腐らせて捨てることを余儀なくした場合、すくなからぬ罪悪感にさいなまれます。
とうぜんラーメンの汁は残さずにすすりますです。

モリオカ最後の晩餐で残ったものは、翌日の新幹線での弁当にスライドするのでございます。

納豆とかネギは冷凍庫。肉も冷凍庫。飲みさしの炭酸飲料は逆さまにして冷蔵庫。
大根は濡らしたキッチンペーパーにくるみビニール袋に入れて冷蔵庫。

それから大根の皮やネギの尻尾なとでは出汁に利用しますから、生ごみはホトンド出ません。

妹などはあきれて、
「この家で料理はできね」
とこぼしておりました。

まぁ、こーしてモリオカ最後の夜を過ごしておるのであります。