2024
06.22
06.22
相談者の鑑定をしていると興味深いことに気づかされることが多々ございます。
病気に苦しみ、大凶の人生だといって、「あとは死ぬだけ」と絶望のお顔をされているお女性の命式を読み解くと、たしかに大運までもが猛威をふるい、そのお方の日主を攻撃していることは否定できないのでありました。
そこで断易を馳駆いたします。
すると官鬼が空亡して、そのお女性である世爻を剋しています。
「空伏墓中に凶を避く」の原則が適用され、病気から免れることを告げています。
でも現実に病気は彼女を蝕んでいるのであります。
そこでお顔を拝見。
「おっと、と!」
額と口元、そして人中に干からびた桃花煞が観察されたのでありました。
干からびた桃花煞……つまりエロが発動されていないのであります。
もしも、病気でなければ、エロ守れとなって悪しき男たちに人生を狂わされることを示し、断易では、この凶意を避けていると明示していたのであります。
つまり病気をしていることで、その悪さを運命が防いでくれている、と。
四柱推命で、官殺は、病気、男、仕事を告げております。
このお女性は、その後、病気が完治し、いまは一児の母。
凶の反対は吉なのか。
このことを考えさせられます。
凶の反対は吉だけではなく凶も含まれている。
吉もまた同じ。
完全なる凶も、完全なる吉もないのかもしれません。
では、今日の反対は何か。
明日なのか、それとも昨日なのか。
明日の反対は昨日。昨日の反対は明日。
今日の反対は。
明日でもあり、昨日でもあるのであります。