2023
03.20
03.20
東京では桜が開花したとかですが、茅ケ崎の桜は…?
空を仰げば、「あっ桜だ」と発見するのでしょーが、桜どころではございません。
椿の赤い花を、ビニール袋を片手に採取しているのであります。
奇門遁甲の座山には欠かせないお花なのですから。
今の季節に椿の花を集め、乾燥させて、そーです、造作に用いるのであります。
とくに今年から開講する「奇門遁甲 造作」については、いくつかの実例が必要でありますから、椿はおそらく役に立つはずであります。
造作は理論ではなく、実践あるのみであります。
もっとも、使用する時と場合という匙加減はとても大切でありますが。
椿の花を採取していると、
「なにを必死で…」
怪訝な眼差しを向けられることがございます。
本日は、新しく移籍したジムに行く途中に椿の花を、ビニール袋一杯に拾い集めて、向かいました。
受付でロッカーの鍵を受け取りまして、さて階段を登ろうとしたところ、私メの前を70代のオババさまがおりまして、踊り場の前でふと振り向き、私メの握っているビニールの椿の花に目を向けました。
花の香でも嗅ぐよーに、顎をこころもち上げましたです。
するとです。
くらくらと眩暈をおこしたのか、そのまま10段ほどの階段を頭からもんどりうって転がり落ちたのでありました。
「頭、打っちゃいました…」
オババ殿は呟き、そのまま意識不明。
そして救急車。
私メは逃げることもできず、いやいや逃げる理由はないのでありますが、椿のビニールを背中に隠しつつ、オババ殿を見守るしかなかったのであります。
椿の花を被爆したところでどーというはずもございません。
が、この世には理外の理がございますです。
これは楽しい講義になりそーであります。
私が勤めている会社の敷地内には現在
ピンク色した八重椿の花が重たそうに咲誇っています
「いくらでもど-ぞ、好きなだけ摘んでいって下さい」と言うくらいの花の数
そんな花々の中で、雀たちが楽しそうにお喋りしている声が聞こえてきます
咲き乱れ、そして茶色く変色をし落ちて朽ちてしまう花
まだ美しいままの花を摘んで先生に届けてあげたい
それが出来ないのが残念でなりません
その「おばば様」どうなったでしょうね
年配になると転んだだけでも骨折をし寝たきりになるケ-スが多いものです
他人事ながら、軽い怪我だけて済んでいてくれたらと思っております
●十傳より→どーなったんでしょーかねぇ。