2024
04.11

先方から、約束どおり入金されるか否かを断易で占いました。

依頼者は事業家でして、その相手に対して微妙な違和感を覚えていると言うことなのであります。

出た卦は、天地否から天雷无妄。
典型的な、合処逢冲。
「最初は良くて、最後にダメになる」
これが、合処逢冲の定型的な解釈であります。

自分(〇印)と相手側(△印)は卯ー戌の合。
相手側は朱雀+父母で、書類が完成していることを、旺相の有気として語っています。ただし月破。
依頼者のカンのとおり、油断できない相手であります。

では何故なのか。
自分は、応爻よりもパワーが劣っているからであります。
自分は卯で日晨の戌と合しているのみ。
つまり、相手から軽く見られておるのであります。

合処逢冲の、土壇場でダメになるのはこの意味なのか。

いや、この卦を凝視いたしますと、子の子孫爻が、初爻に化出しております。
日月から剋されているよーに見えますが、申ー子ー辰の三合が形成され、自分の元神となって、卯の妻財を補強しております。これで相手との力量が釣り合うのであります。
誰か救いの神があらわれるに違いない。
聞けば病気で伏せっているが、心当たりがあるという。

「入金されます」
と断じました。

果たして入金アリの報せが届きましたです。

六冲卦の現象はどこに現れるのか。
タノシミであります。

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