2024
08.06

いつしか文明にも取り残されつつあります。
「昭和、しょーわ人間」
バカにされつつあります。

私メも若い頃は、明治時代のジジイに、「明治、明治」と時代遅れをはやしたものでありました。

なかでもタッチパネルは苦手であります。
スーパーの無人レジで、先日、失敗したことがございます。その無人レジはカード対応のヤツでして、キャッシュに対応していないのでした。
係の人を呼んで、別のレジで最初からやり直すことになりましたです。
若い奴が軽蔑した視線を送るので、音なしの屁をかまし、その場を立ち去りましたです。
レバニラライスを食った後だったので、目にもしみるほどの臭いだったはずです。

無人レジを使って便利なのは、一品だけ買う場合であります。
レジの姉ちゃんに見栄を張っているのではないのですが、たとえば氷だけを買いたいのに、別の缶コーヒーまで買ってしまうのであります。その点は無人レジは助かりますです。

さて、そのレバニラライスを食うにも大変でした。
タッチパネルでの注文であります。
苦手であります。
ストレスで胃が出血してしまいます。

タッチパネルは、最初にボタンを押して人数を入力し、それから、品を選んでOKボタンを押します。数量も決めます。
最後に忘れるのが、送信ボタン。これを忘れるのであります。

隣や背後の奴らは、すらすらと流れるよーにやっておりました。
「貧乏者!」
と怒鳴りつけたくなるほど腹立たしくなりますです。

ふと、隣にジジイが、同じレバニラライスを食っていること気づきました。
静かに食しております。
途中で、お冷をくみに立ち上がりましたが、終始、静かなのであります。

喰い終わると、慣れた感じで、タッチパネルを押していました。
会計のボタンを操作したのでしょー。

悲しいのであります。
寂しいのであります。

タッチパネルに慣れてしまうことがであります。
そーやって家畜化されてしまうことがであります。

そー考えると、お金儲けのために議員となり、国費旅行でエッフェル塔で記念写真を撮り、外人と快楽を楽しみ、私設秘書の給料をパクるという自由な生活こそが人間の営みであると痛感いたしますです。
代議士はそれで良いのであります。

タッチパネルの操作に精通した老人ほど情けない存在はございません。アーメン。

 

  1. 私は、タッチパネル大好きです。
    うざい店員と関わらなくて済むからです。(^^)

    ●十傳より→ロボットもイイですね。

  2. 東京は ニラレバ です。
    言いやすいです。

      ●十傳より→量の加減かと思っておりました。レバニラの方がレバーがたくさん入っているのかと。