2014
07.24

一日、お部屋にこもって古いノートなどを紐解いているのであります。

おおっ!
などと再発見をいたしたり、
「?」
と、いまだに謎が解けず、そのままになっているモノもございます。

午前中からの熱気は陽炎をたたせながら午後の猛暑を孕んでいるのでありました。
たまには、汗をかくために、苛烈な光のなかを海辺の松林まで散歩などをいたしますです。

すると今年初めての蝉が鳴きだし、夏の盛りを知るのでございました。

「もう大人になってしまう」
「こんなに体が黒くなって…」
蝉たちは八年間の地中生活を終え、交配と死のために地上に出るのでありましょうか。

ふたたび机に向かいまして、これは断易のノートであります。

60の占例といい、認可状がわりに師匠から受け継ぐものでございます。

この占例をモノにすれば、何も恐れるものはないと言われていまして、たしかにその価値はございますです。

これらもボチボチ教室で取り上げていこうかなどと思い、するといつやら夕暮れになり、今夜は山形のお酒を頂こうかと考えてしまうのでありました。

好きなことをしてばかりの贅沢な一日なのでございます。

あと何年間を講義の時間にあてることができるか分かりませぬが、元気なうちに、集中的にヤラねばなりませぬ。

「なにとぞ、これらを後の人たちに伝えてください」
と託された私メの役目が回っていることを現実的に理解する年齢になったのであることよなぁ、と夏の夕暮れの空を眺めるのでございました。

2014
07.23

暑いのであります。
本日は24節気の大暑。
ひとつの節気は15度でありますから、夏至から30度の地点にいるわけでございます。

で、あと15度で立秋。
立秋と申しましても、ガリガリの夏の盛り。

けれども東洋では秋の始めといたします。
立秋の時期は申月でございます。
申には、金行と水行が含まれておりまして、その金行が秋を告げているわけでございます。

ちなみに、いまは未月。
未には土行、木行、火行が含まれ、どこにも金行の秋の兆しはございませぬ。

まぁ、こうやって四柱推命だので占うのでありますが、これは東洋占術の基本的な要素でございますです。

濁情も、この考え方を適用すると面白いのであります。
冷たくされてはじめて関係の終焉が到来したというのは、ごく普通の考え方でありますが、もっとも濁情が燃焼しきったあたりに、すでに別離の種子は蒔かれているという考え方であります。

楽しく食事をしているお女性を見て、
「いずれ、この笑顔が怒りに変わるのだろうな」
などと思ったりすることがございます。
陽極まれば陰に通じるってワケでございましょうか。

自分の位置、濁情の現在置を知ることでオタオタすることはなくなるはずであります。

2014
07.21

ヤレ!
ヤッテください!

というお声が多ございますので、
「断易教室」の秋組を開講しようかと思っております。

ただし11月からであります。
第一土曜日といたしますです。

そして、まずは、断易初等科ということでスタートいたしますです。

18か月コースになると思うのであります。

講義料は、テキスト代1万円。受講料は1か月1万5千円。初めてのお方は入会金1万円であります。これを6か月を前納をお願いいたししますです。
でありますから、11万円に消費税で11万8千8百円となりますです。

講義時間は午前10時から16時までぶっ通しでやりますです。
食事は講義中にどーぞ。

詳しい日程は後日記載いたしますです。
場所は東京であります。

ご希望の方は、「お問い合わせ」からお申し込みください。

断易は、菊地流であります。
世界広しと言えども、私メの教室でなければ断易はマスターできませぬ。
なぜなら、極意というか、間違いやすいところをホレホレというように解き明かすからであります。
そのような間抜けな講師は私メだけでありましょう。

初級と申しましてもテキストは三冊分。
通玄賦の直前までであります。

やれやれ暇な時間が少なくなってしまう予感でございいます…。