2013
05.31

平日の昼頃に、ひとりで浜に出るのは、怖いほどの罪悪感がつきまといますです。
罪悪感ではなく、恐怖を伴ううしろめたさであります。
自分の人生なのだから好きなように時間をつかってもいいのですが、一人置き去りにされているような孤独感なのであります。

しかし、来週から地獄のような仕事が待っているとのことですので、好きにさせてもらいましたです。

晴れれば海はもはや真夏。シャツを脱ぐと、紫外線がひりひりと皮膚を焦がすのであります。

また夏が来た、また夏だ、またしてもな夏だ…というように、海は時間を止めて、気がつくとすさまじい年月がすぎ去っているのであります。

そして死の匂い。
浜には、いたるところに海鳥の死骸が泥のようにかたまっておりますです。

鳥は空にいるときは魅力的でありますが、地面に転がると何の値打もございませぬ。

歳を重ねてもなお魅力的になろうというのは贅沢なことかもれませんけれど、やはり占いをしてきて少しは、その役に立つのかもしれませんです。

十傳スクールを初めて半年でありますが、あとの半年で何人残ってくれるのか、それを想うと、いささか寂しい気持ちになるのでありました。
なるようになるさ、とは覚悟するものの、魅力的な断易や四柱推命を、やりだして少しのところで放り出すのも惜しいのであります。

と思いながらも、魅力を感じないのであれば、早めに放り出すのも正解であろうとも思うのでありますです。
私メはただ忠実に講義をするのみ、ってことですね。

誰もいない海は、覚悟のようにモノを教えてくれるようであります。

このあと、私メは銀行にで支払いを済ませるのでありました。
6月に、「福本紙幣」なるものを、ショップサイト「ノンナ」で取り扱うために、いろいろと諸費用がかかったためであります。

まずはご期待くださいましです。

  1. いいお天気の日の海にいると
    高校時代を思い出します。
    無遅刻実欠席の優等生でしたが(ニヤニヤ)、中抜け常習犯でした。

    チャリで3.5km通学し、昼より前に3.5km逆走し海へ。

    ボソボソ声で独り言を呟いているような授業に対するよりも
    ダラダラと教科書を読み上げることしかしない教師を見ているよりも
    有意義な行動だと信じて疑いませんでした。
    罪悪感、これっぽっちもありませんでした。
    逃避だとの自覚は、多少なくはなかったですが…

    早弁し、海を観ながら思索に耽る。

    ざわついた心が大人しくなったころ
    再度、チャリに跨り、学校へとんぼ返り。

    自分で言うのも何ですけれど、
    そのまま学校をフケずに二往復するなんて、
    なんて生真面目な高校生だったのでしょう!
    若さってこういうことなのかしら?

    渡辺美里の『My Revolution』以来の
    スカッとする歌と出合いました。
    家入レオの『Message』
    聴いた瞬間、気持ちが20歳ほど若返りました。

    ●十傳より→ジェネレーションギャップっつうモノでありましょうか。渡辺美里のときは、私メはすでにオヤジでありました。恥ずかしながら日本のチベットで加山雄三を聞いていたのでございます。

    • 先生が二十歳くらいの頃の若者の流行歌は…
      学生街の喫茶店・ひと夏の経験・あなた・ふれあい・神田川・心の旅・木綿のハンカチーフ・なごり雪…
      なかなか、ヘビー(重~)な雰囲気が…
      故郷から離れる/離れているが背景になっている歌詞が多いですね。
      ガロの最後のキーは高すぎて出ませんが、
      横文字が出てこないので(←ここが重要!)これらの歌はほとんど全て歌えます。
      現代の歌は、横文字だらけで、とてもとても、歌えたものでありませんです。

      ●十傳より→なんのために当時の文部省が六年間英語を学ばせても、英会話することが不可能な教育政策をしていたか、最近では危なくなっています手す。このままでは頭の中までアメ公さんに占領されてしまいますです。

  2. スクールに通い始めて半年ですが、あと半年で終わってしまうことが
    寂しく思います。

     ●十傳より→嬉しいお言葉でありますです。が、断易はもうしばらく続きますです。お付き合いくださいまし。それと奇門遁甲を、思案中であります。

    • 待ってました、奇門遁甲!
      わーい♪♪♪

      ●十傳より→その三つの「♪」はパワーのサプリになりますです。じつは、ゆっくりと準備をばはじめておるのであります。

  3. 出逢ってから29回目の夏を迎えます。
    夫といても孤独を感じることが少しずつ増えてきて…
    これから夫婦としての夏をいったい何回過ごすのか。
    ふと浮かびました。

      ●十傳より→数えますよよね、出会ってからの年月を。そして誰かと別れてからの歳月を。

  4. 占いの勉強にかぎらず、どんな事にも言えるのですが、物事を最後までやり抜くには初心の頃の情熱と、あこがれの心を燃やし続けられるかどうかにかかっています。

    占い師になって本を出して有名になって金持ちになって異性にモテモテになってウハウハな人生をおくるぞ~♪…なんて、プチよこしまな欲望でも、自分のように無償で他人のお役に立って世の中から不幸な人を一人でも減らしたい…なんて清き願いでも(あっ、うそです!笑)、とにかく占い教室を卒業したその先に何か目標を持っていると初心の頃の情熱と、あこがれの心を失わずにすみやすいです。

    まあ、これがなかなか難しいんですけどね…f^_^;

    何かのご縁が有って小野先生にお世話になっているので、全員そろって卒業しましょうね!

    追伸…

    次回の、そでの下は原宿の瑞穂という店の豆大福の予定です♪

     ●十傳より→よこしまな欲望がイチバンでありますです。