2011
01.09
01.09
本日1月9日。画像で赤ペンで囲んだところを見てくださいであります。
「きのえ子」と書かれておりますでしょう。
干支は「きのえ子」つまり「甲子」から「癸亥」まで60種類あるのであります。
年でも月でも日でも、この60の干支がぐるぐると回っているのが東洋占術であり、暦なのであります。
「甲子」はその60干支のはじまり。本日がその日なのであります。
以前、冬至のを1年の始まりとすると申しましたが、じつは本日も、ある意味1年の最初の年なのであります。
「きのえ子」と書いている下に、「一白」とか書かれ、前日も「一白」でありましょう?
たとえば奇門遁甲などでは、冬至にイチバン近い甲子の日を、最初の日とするとされております。
一白がダブるで記されているのは、そういうズレがあるためであります。
こういうことはいまどきの老人も知らないことでして、どうでもいいのであります。
1年には、そういう日がいくつもあって、「よーし、やるぞ」なんて元日に決意して、でも失敗したとしても、今日からやり直しても良いのであります。
そしてまた失敗しても、旧の正月もありますし、立春もあるので、何度でもやり直しができるのであります。
やり直しがてきないと思うのは、周囲の目を気にするからなのであります。