2011
01.09

DSCN6630本日1月9日。画像で赤ペンで囲んだところを見てくださいであります。

「きのえ子」と書かれておりますでしょう。

干支は「きのえ子」つまり「甲子」から「癸亥」まで60種類あるのであります。

年でも月でも日でも、この60の干支がぐるぐると回っているのが東洋占術であり、暦なのであります。

「甲子」はその60干支のはじまり。本日がその日なのであります。

以前、冬至のを1年の始まりとすると申しましたが、じつは本日も、ある意味1年の最初の年なのであります。

「きのえ子」と書いている下に、「一白」とか書かれ、前日も「一白」でありましょう?
たとえば奇門遁甲などでは、冬至にイチバン近い甲子の日を、最初の日とするとされております。
一白がダブるで記されているのは、そういうズレがあるためであります。

こういうことはいまどきの老人も知らないことでして、どうでもいいのであります。

1年には、そういう日がいくつもあって、「よーし、やるぞ」なんて元日に決意して、でも失敗したとしても、今日からやり直しても良いのであります。
そしてまた失敗しても、旧の正月もありますし、立春もあるので、何度でもやり直しができるのであります。

やり直しがてきないと思うのは、周囲の目を気にするからなのであります。