2011
01.25
01.25
柚子の棘で怪我したところが風にしみるのですが、湘南はもう春の色にぬり変わりつつあるようです。
静かでありました。
人も絶えた浜であります。
腹ぐあいさえ悪くなければ、夕方近くまで寝っ転がっていたい気分にさせられるのであります。
とても贅沢っぽいのであります。
蓮の上に座っている極楽浄土とは、まさにこの瞬間なのではないでしょうか。
しかし、ならば肉地獄もまた捨てがたいのであります。
いや肉地獄の方が、蓮の上にボンヤリと座っているより数段に極楽ではないでょうか。
などと妄想に耽りつつ、時分の影を写すのでした。
ああ、今日は銀行にいかなければならないんだっけ。
なんて不意に現実的なことお思い出したのでありました。
エンをユーロに替えようと予定していたのであります。
昨日は事務所のOS関係かすべてタウンして復旧したのが夕方過ぎでして、その疲れと、そのあとに寿司を食ったための腹の藻屑状態とで、のんびりと浜に出ていたのでありました。