2011
01.23
01.23
宅急便の車が通るたびに、敷地から道路に伸びた柚子の枝の実が落ちるのでありました。
そこで軍手をはめて柚子を摘むことにいたしました。
なにしろバラも顔なしの棘が実を守っているのであります。
手を血だらけにしながら、それでもなんとかすべて摘み終えたのです。
部屋も手も、すべて柚子の香りでございます。
で、どうするか。
丁寧にあらい、中をほじくって、蜂蜜とブレンドしてジュースにすることにいたしまた。
いずれ焼酎の友にするつもりでございます。
この壜は、梅酒として頂いたものを利用いたしました。
あとは何にするか…。思案中なのであります。
柚子はキレイなものばかりではありません。
風邪の強くあたる場所で実をつけたものは、すこし荒れていますし、半分腐りかけたものもございます。
が、それぞれに良いのであります。
よくぞ実をつけたなぁ、なんと褒めているのであります。
だって一昨年は一個しか結実しませんでした。
昨年は九個。
カメ子の卵のおかげか、今年は数え切れませぬ。
ほとんど反射的なのですが、なぜ私メはこんなふうにつまんでしまうでしょうか。
やはり春の疼きということなのでしょうか。