2015
06.13
朝に、S先生の死を聞かされ、本日の講義はいささかキツイものがありました。
易者連中とは距離をおいているために、その死をなんとななく伝えられつつも聞き流しておりましたが、どうやら本当のようでありました。
これでお世話になった大家先生はすべて失われてしまったのであります。
とくにS先生は占いの門をはじめて叩いたお方だったので複雑な思いが沁みてまいります。
自分には、もはや占いという人道を外れた方向しかないのだと捨て鉢な気持ちでありましたが、S先生から受けた薫陶は、うっ血した膿のような人生に穴を開けてもらったよーなモノでして、はじめて自由を実感し感激し、占いの講義が待ち遠しく、それこそ昼も夜も机に向かったのでありまして、それが30年も前とはどーしても思えないのであります。
占いの技術は他の占いの先生の方が、数段上ではありましたが、S先生からの運命学の基本は、しっかりと身に付けていただいたのであります。
断易の、この箱が棺にみえてしまうのでございます。
しかし、そうなると、今度は本気で、私メが運命学の講義に全力を振るわねばならないのです。
言い過ぎを覚悟して断言いたしますが、もはや四柱推命も断易も、奇門遁甲もキチンと教えられるのは私メだけではないのか。
ここで私メが投げ出してしまうと、正しい運命学は潰えてしまうよーな気がしてなりませぬ。
覚悟を決める時が来たのかもしれませぬ。
やはりちとショックでしてお女性の乳房によってしか慰められない気分であることも事実であります。
そうです。嬉しくても、悲しくても、私メはそこに着地する男であります。
まずは気を取り直し、明日の講義をまっとうせねばなりませんですね。
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2015
06.12
いつだったか言葉だけでご紹介した「アスパラのしゃぶしゃぶ」が画像でございます。
縦に薄くスライスしまして、あとは普通に鍋にボシャンと投じ、クタンとしたところてモミジおろしで頂くのでございます。
これが効くのでございますですよ。
効いてどーするのだという意見には耳を塞ぎ、野菜というものは大地から吸収した強い何かがございます。
動物だとマムシとかフグに猛毒があるくらいですが、大地に根を張った植物はさまざまな毒薬が内包されているよーであります。
で、キュウリもそうでありますが、アスパラもまた強壮薬としての効果が期待されるのでございます。
ポイントは、このだし汁であります。
捨ててはなりませぬぞ。
これを煮詰め、翌朝の味噌汁などで体内に沁みこませるのであります。
男はギラリ、お女性はぬらりと桃花眼になることは必定でありましょう。
このような仙人食は、十傳スクールで少しずつ紹介し始めております。
なにしろ、占いの最終的に目指すところは、医と山。ようするに「自由・健康・お金」なのでございまして、不能とか不感症では問題になりませぬ。
疲れていても頑張りの効く肉体。
傷つかない精神。
ぜったいに貧乏にならない方法。
これらを、今後、たとえば四柱推命などの命式を解説するときに、付随的に解説しようかと計画しておるのであります。
比劫が強いからダメだとか、忌む財だから絶望的だとか、その程度でお茶を濁した講義は、私メ自身が嫌うところであります。
冗談半分にお話ししておりますことは、じつはなかなか得られない知識だと認識していただければ、とても役に立つことばかりだと自負しておりますです。
まずは、アスパラでピンピンになってくださいまし。
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2015
06.11
ホワイトアスパラとシャンパンなのであります。
これらをプレゼントしていただいたので、牛肉を買ってきまして、ジジャとして、もぐもぐ。
なんという美味。
粘膜を目覚めさせるようなシャンパンの刺激と、夏の初夏の香りが広がるアスパラガスの噛みごたえ。
これをしやわせと言わずになんと申すのでありましょうか。
カラダの奥、会陰あたりがドックン、ドックンと脈打つモノを感じますです。
窓を開け放った闇夜に湿り気を帯びた風がはいりこみ、それが最大限に効かせた冷房とせめぎ合って、ほどよい湿感となって背中におりてくるのでございます。
睫毛を濡らしたお女性と語り合っているような幻想をいだきつつワインをひとり傾けるのでございます。
幻想のお女性はなにやら私メに告げているのでありますが、言葉の内容はわかりませぬ。
夢の中でムズかしい算式をとく講義を受けているように幻聴はするものの、なにを語っているのかは分からないし、また分かろうともいたしませぬ。
それは懐かしいヒットソングの同じフレーズを口ずさむにも似ております。
アスパラを噛みしめるたびに、幻想のお女性は次々と交代するのであります。
「私は発狂の女」「整形したての女よ」「ほらこれがリストカットの痕よ。いちど死んだ女」
などなど竜宮城気分なのでございます。
こういう美味いものを食ったあとは、素早い後片付けが大切であります。
が、みずから皿を洗うのも無粋。
「食洗器の女ロボットがあったらなぁ…」
と、いつのまにやら酔いが回ったよーでありました。
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