2019
06.22

龍神でも潜んでいるかの如き雲の下、
「夏至だからね」
寒川神社に詣でるのでありました。

多くの人出を狙った雰囲気でしたけれど、なぜか参拝者は少なく、ご祈祷の希望者も数名程度。
でも、「気」が乱れないためには、このぐらいが最適なのであります。

祟りの問題を背負ったお客様が多いので、八方除けの神社で良かったのかもしれませんですが、私メは霊障を受けることは少ないのであります。悪霊と正面切って対決しようとするから霊障を浴びるのであります。
霊的な悪さの皮を、一枚一枚ピンセットで脱がすようにしていけば、
「寂しいよ~」
「憎くて憎くてたまらないよ~」
という可哀いらしい霊の膿が見つかるものであります。
それを
「こっちだ、こっちにこい」
と瓶に詰めてしまうような対処をすれば大丈夫。

ご祈祷を受けた人だけが鑑賞できるお庭があり、時間もあることだしと赴きましたです。そこには、清水が幸あれとばかりに湧き出し、
「エロいなぁ」
と魅せられるのでございました。
くもり空をうつし閑せいな幸運の泉なのでありました。

帰り道は、激雨。
前も見えぬほどの土砂降りに、
「これは神雨ではないか、イイぞ、イイぞ」
と、自動運転を、アナログに切り戻したのでございます。