2023
05.24

一か月足らずのうちにモリオカの実家は雑草がはびこっていたのであります。
夏草との戦いのスタートであります。

東京新宿の大久保に住んでいた頃、そこはヤクザとホステスさんの町でした。
ヤクザが情婦の頬を打つ音と、その情婦が逆ギレしてガ鳴る声。あとは四方からは男女の快楽のひっ迫した息づかいが満ちているのでした。

数年後、その懐かしい町を訪れた時の衝撃は忘れられません。
チョーセン人の町と化していたのですから。
彼らへの激しい殺意は、その頃から芽生えておるのであります。

しかし、その後、仕事上で協力して仲良くやっていかねばなりませんでしたが、やはりお金の取り分で、約束を忘れて文句を言いだすのは、チョーセン人と決まっておりました。携帯の占いサイトでは彼らに助けられ、彼らに裏切られたのでありました。

仕事上、裏切りは当然に発生しうる、この夏草の如しでございますし、またジプシー一派から裏切りに対する免疫は出来ておりましたから、その点は上手く切り抜けられたのですが、大久保の変貌には、
「田園将に荒れなんとす」
茫然としたものでございました。

茫々とはびこる雑草を前に、どこから手につけるか考えあぐねるのでした。
すると、誰かの言葉、「あのさぁ、雑草という植物はないんだよね」と知ったかぶりのインテリの声が聞こえてきました。

うるせぇ、日本ザル!
雑草は雑草で良いのだ!

さぁ、鎌を片手に、これからチョーセン征伐でございます。