2023
05.20
05.20
鑑定が、そろそろ終わろーとする頃、お客様は、バッグの留め金をはずし、うすいビニールの袋から取り出したのが、この画像の写真でございます。
瞬間的に鑑定が狂いだしました。
えっ、絶句する私メに、そのお女性は、「おぼえてらっしゃいません?」
そしてピンクの服の少女をさして、
「これわたしです」
もういちど生年月日を見返しました。
40歳であります。
とすると、10歳ころとすれば30年前。
ジプシーに追放され、食い詰めていたあたりであります。
「先生の御本を読んでいたら、よく両親に叱られました」
それはそーでありましょー。
子供は読んではいけない内容だからであります。
「でも」
読んでいました、と笑顔をみせるのでした。
たしか、おもしろいHRをしたいという教員がいると、編集者から誘われた記憶が少しあります。
思い出してきました。
ギャラは3000円。
場所は町田市の小学校。
内容は「お化けを見る方法」
雨の降る日で、校舎の軒先でマントなど衣装を着たということもフラッシュバックしてきました。
「いつか困ったとき、占ってもらおうと思っていました」
易者の顔を崩してはいけないと自制しつつ、どーしてもペースを戻すことが出来ませんでしたです。