2023
05.18

十傳スクールの家相の講義に意識を傾けているせいか、住居に対して神経が過敏になっているよーです。
連日の、おうちのお話をお許しあそばせ。

このアピャート。
何処かで見かけた記憶がある。

そーです。
数日前にUPした画像とそっくりのアピャートなのであります。

おおっ!という感動よりも、ぞぞっ!と畏怖いたしました。

比べてみてください。

漂う「気」は違いますが、とても似ておりますです。

同じアビャートの過去と現在、あるいは現在と未来といった感じであります。
そこが気持ち悪いのであります。
いやいや、このよーな例は無数にあります。
ライオンズマンションの部屋とか、建売の家とか、うり二つの建物は数えきれぬほど存在しているに違いないのですが、この不気味さは私メだけが感じるものでありましょーか。

横溝正史の「人形佐七捕り物帖」シリーズのなかに、こんな話がございました。
ある武家が、夜更けに乳母連れのさる姫君に呼び止められ、提灯の灯りが切れたので屋敷まで送ってほしいと頼まれ、武家は送り届けたが、それでは義理が相済みませんと屋敷に上げられ、御酒を楽しんだのでした。
数日後、お礼にと屋敷に向かったのですが、その屋敷は幽霊屋敷。
豪勢な門も邸内も荒れ放題。

こーいうよーに話は展開していくのですが、トリックは簡単。
同じ屋敷が二つあって、それを利用したということでした。

上手いこと考え付くものだと小説を感心したしましたが、現実に、このよーに出現しますと、ゾッとするものでありました。

「生気」と「死気」
なんとなく感じられたでありましょーか。