2011
05.02
05.02
ちょっとまえ当ブログでふれた清涼飲料水「愛のスコール」を偶然に見つけたのでありました。
39円でありました。
まだ健全に女を愛せた頃、私は愛のスコールを一日に一本のむ習慣になっていました。
そして遠くに住む一人の女のことを苦しく考えていたのでありました。
メールなんてない時代でした。長い手紙なんかを書いたような気がいたしますです。
きっと迷惑だったにちがいありません。
「愛のスコールをください」
「はい、愛のスコールですね」
と百円を支払うのでありました。
いまではメールがきても、なかなか返事をださないメール人非人になってしまっていますが、これでも以前は筆まめだったのであります。
筆まめだった頃は、なかなか恋は実りませんでした。
「どうでもいいや、勝手にしろ」
なんて女を扱いだすようになってから想いが叶うようになったのは、クールさが良かったとかそういうことではなくて、おそらく恋愛のヒントがそこらへんに潜んでいるからなのでありましょう。
そうですね。
女ことを三時間も待っていたことがありますですよ。
我ながらその神経がもはや理解できないのであります。
いまでは10分待ってもこなかったら自動的に帰ることにイタしていますから、むかしはずいぶんと私は暑苦しい男だったような気がして汗顔ものであります。
どうでもいいような店の片隅で「愛のスコール」を見つけたとき、
おもわず「ギャッ!」と恥ずかしい悲鳴をあげそうになったのは、
そんなむかしの自分をおもいだしたからなのかもしれませんです。
あたしだけでしょうか?
『健全』という言葉が、ひどく胡散臭く、いやらしいものに感じるのは…
●十傳より→女子高校生の白いソックスをみたとき「ふーむ、ケンゼン…」とおもうのであります。
ありましたか!「愛のスコール」39円長らくサンキュー価格なのですね。
そうですね、マクドナルドとかで男子高校生が女子高生を口説いている姿を見かけた時の会話です。
男子「うちの家に来る?」女子「いい」男子「うちで飼ってる犬」男子、携帯で愛犬を見せる。女子「可愛い」
男子、進学の話や身内の話などで可愛い女子を打ち解けていっていました。
私は同級生と付き合ったことがないので憧れました。
そういえば本日は十傳さんのお父さまのご命日でしょうか?ツツジが炎のように見える季節ですね。
●十傳より→うかつでした。亡父の命日を忘れておりました。ありがとうございますです。
凄くわかりますですよ。いま携帯で拝見してて思わずあははと電車内で笑ってしまったのであります。
私もそういえばナマナマしいというかあつくるしい時代があったことがなつかしくも感じたのでありました。筆まめなところも「先生もそうだったんだ‥」と思わずギャッであります。笑。
たしかに先生のいうヒントのひとつには、クールさが良いとかそういうことじゃなく、
「どうでもいいや、勝手にしろ」べつにおまえにこだわる必要もない、おまえの好きにすればいい、なんててきとうに扱いだすようになってからというもの、それまでは思いもしない展開や予期せぬ機会が難無くつかめるようになったり。
と、なんとなく感覚的にわかるようになったことでありましょうか。あつくるしい当時の自分にはわからなかったことが、望みもしないからこそスルスルと手にとるようにわかるようになったのでありますです。
●十傳より→暑苦しい時代を青春と呼ぶのでありましょうか、なんておもうのであります。
健全でいた試しがなかったあたしの妬っかみ感情だったみたい。
健全な愛って? 体験してみたいわ!
こうなったら、10代の男の子をつかまえて健全な恋愛をいたしましょう!
ありゃりゃ? あたしが関わった時点で不健全確定だし、犯罪者としてタイホだわ…ガックリ。
●十傳より→ケンゼンより不健全の方が気持ちよさそうでありますしね。
本日は八十八夜でしたので、堀江貴文さんの出身地の福岡の八女茶を購入し飲みました。
生前では憎い人も命日を思い出すことによって、生きている人より力強い感じがいたしますね。
●十傳より→九州は、その八女茶と嬉野茶、知覧茶が三名茶として有名でありますけれど、私は知覧茶が好みであります。