08.06
夕暮れにはまだ早い東海道線の車内で、燦々と差す夏の陽射しに瞳孔を細めつつ飲む缶チューハイの、いかに美味なることか。
喉をくすぐる清涼感のために大汗をかいて事務所に出向いたのであります。
盃一杯ほどの精液放出する獣の本能によって、一生を棒に振る男がおおぜいいることを思えば、缶チューハイの滴は清らかであり、しやわせの究極と申せますです。
暑さのせいで濁情も汚らわしく、純情もわずらわしく、断易や四柱推命や奇門遁甲のエッセンスを書き留めた手帳をめくりつつ、グビッ、グビグビッと喉を鳴らしてのむジワめく炭酸アルコールは、どれほど心を和ませるかわかりませぬ。
が、9パーセントの度数でなければいけませぬ。
間違って8パーセントや6パーセント果ては3パーセントのヤツを買ってしまうと、なんど舌打ちをしても後の祭り。ゴックンした次の瞬間に後頭部がグラリとこなければならないのであります。
人間には毒が必要なのでございます。
賞味期限が切れた食品を捨てる風潮がございますが、これではしやわせにもお金持ちにもなれませぬ。
自分の舌で傷んでいるかどーかを確かめ、たとえ傷んでいても、どれくらいで腹を壊すのか確かめることも必要なのであります。
やがてお盆休み。
バカンスの予定のないお方は、傷んでいるモノを舐めて、自分の体調を確かめることは、とても有意義であります。腹を壊したら寝ていればイイことでありますから。
ただ、腐った卵はお止めになることと、毒キノコは口にしてはなりませぬ。
そのほかの野菜だの白米だの魚の干物であれば、実験には最適。
そーやって自分の限界点を見極めるのであります。
お酒も、どの程度でほろ酔いになるか、饒舌になるのはどのくらいなのか、泥酔に陥るのはワインでは、ウィスキーでは日本酒ではと人体実験をしてみてくださいまし。
むろん濁情でボロボロになる限界を見つめるのもよろしいでしょう。
どーいう言葉で傷つくのか、なんにちセックスなしで大丈夫なのか、濁情依存になる出費はどのくらいなのか。
そして、やがて知るでありましょう。
朝、歯を磨く前のビールこそ、最高のしやわせなのだと。
僕はコーヒー依存です。ところで。僕の右鎖骨のホクロは気ままに生きよという証拠ですか?
●十傳より→気ままに生きているよーに見えるよーに賢く生きよという証拠カモであります。
仕事を終え、兄の夕飯を作りに実家へ
それから 義理の姉(身内のいない亡き兄の奥さん) が入院している病院へ
8時30分頃に帰宅し、まずは猫どもに ご飯を食べさせ
やっと一息してから飲む安物のワインの ナント美味しいこと
でもトシですね、2杯目を飲む頃には ドッと疲れが出てきます。
賞味期限、迷うとこですね
子供の頃は川の水を飲んで生活し
自然のグミや木の実、雨風にさらされた口の空いたアケビを食べたり
腐った牛乳を間違って飲んでしまっても
不思議とお腹をこわした事はありませんでした。
今は何かと神経質すぎるのかもしれませんね。
●十傳より→チーズは牛乳を腐らせたヤツでありますから、多少の量は大丈夫であります。が、赤みがさしたら止めた方が無難であります。
このおっぱいなのであります・・・かと思い、驚きました・・・
自分があまりに愚かで呆れ返ってしまいます。ぶっっ
いえいえ、実は私も糖質0のお酒をさがしまわっていますが、
それを信じず、どういった種類のお酒が太りやすいのか、この夏は自分で人体実験したいと思っています。^^
●十傳より→いやたしかに心では「このオッパイなのであります」と念じて打っておりましたです。