08.10
茅ヶ崎からは車で20分ほど。晩夏の陽射しが不意に陰り雨が音を立てて降ったかとおもうと、ふたたびカッと陽光がさす魔物のまばたきのような天候なのでありました。
国道134の虹ケ浜の交差点を右に折れ、次の通りを左に。素朴な街が出現し、そこに店があるのでございます。
数人が行列していまして、店の表には判読困難なメニューが。
被災者が配給を待つように私メもしかたなく並んだのでございました。
しばらくしますと、青いドアが開きまして、そこから女将が現れ、それぞれに注文を聞いてはメモするのでございました。
何を食っていいのか分かりませんけれど、これまた仕方なしに「ワカメタンメンの中盛りと餃子」と頼んだのでございます。
そして、たちまち意味不明の羞恥心に襲われたのでございました。
昨日の「四柱推命の初等科を申し込みたいのですが」
と二十歳代のお女性の言葉が、その羞恥心をたなびかせる要因だったかもしれませぬ。
「大丈夫ですか?」
と尋ねたら、
「だって先生が、もう長くないかもしれないと言ってたじゃないですか、ご自分で。死なれる前にぜんぶ教わりたいと思って」
と言われたのであります。
本当はまだ若いと信じていたのでありましたが、そのお言葉で、ああ、もう完全にジジイになってしまっていたのか…。と思い知らされたのであります。
まだ夏だと油断していたら、水道水の冷たさに、夏はずっと前に終わっていたのだと知らされるよーにであります。
そのジジイが若い奴らに順番も譲らずに、タンメンを、それも麺の量が二倍もある中盛りを頼むことに対する羞恥心でございました。生きよーとしていることの恥ずかしさ、食欲があることの恥ずかしさ、大汗かきの恥ずかしさ、お女性をみると反射的にオッパイに視線がいく恥ずかしさであります。
不思議なタンメンでございました。
スープにかなりの酢が入っております。ラー油をまぶして食えとのこと。麺は完全なる冷麦の麺なのであります。
これが美味いのでした。
羞恥心に悶えたことも忘れ、汗をかきつつすするのでございました。
中盛りですから食っても食っても減りませぬ。
しかし、どこまでも食えるのでございました。
これで550円。何も入らない普通盛りは400円。安いのでございます。
近くのパーキングに止めましたが、この料金も一時間200円と安いのでございました。
お勘定をすまして店を出ましたら、風が髪をなぶってくれます。もう暑さには勢いがこざいませぬ。汗を一掃してくれる風なのでございます。
帰路、オープンカーなどに追い越されましたが、とたんに羞恥心がよみがえり、「恥ずかしー!」を連呼してしまうのでございました。
が、実際、やはりジジイでございます。
であれば、なにを惜しむことがございましょうか。
すべての秘伝を公開しなければなりませぬ。
断易、四柱推命、奇門遁甲、そして月末に予定している家相セミナーで、私メのため込んで秘密にしていたヤツをガバッと放出するしかありますまい。
むろん基礎固めをキチンとしなければ秘伝を役立たせることはできませんから、この基礎固めをなるべく効率的に短期間でクリアさせることも私メに残された仕事でありましょう。
断易は「黄金策」で終わりにしようかと思っていましたけれど、その先へと進路を取ろうかと心に少し決めました。
残り時間はあとどれくらいか…。
はつね、中本、トナリ、色々お店あれどかわってますね?冷や麦ですか?暑いので仕方ないかと?
●十傳より→冷麦用の麺を熱く煮ているのであります。
断易教室 初心者コース
是非検討してください。
●十傳より→分かりましたでそうろー。
先生程ステキな方が、なぜ恥じる事があるのでしょう
沢山召し上がられるというのは、それだけ男性としてパワ-があるという証でもあり
女性から見た場合、とても頼もしく感じます
先生はジジイではありません、素敵な男性です
「秘伝の公開」 素晴らしいです
先生の命が 生徒さん達を通して、延々と続いていくのですね。
あっ、今度お目にかかった際には 若い女性だけではなく
少しは私の胸もチラッと見てくださいまし。
●十傳より→お許しが出たからには、ねっとりと鑑賞いたしますです。
素敵なんでしょうね(笑)
会ってグイグイ来ないと気がないと思って下さいまし。
残念な感じがします。
●十傳より→残念と安ど感はイコールで結ばれることも多ございますし。
8月4日に南・乙×丙の方位の押入れの中にパワボを設置したのですが、昨日懸賞が当たりました。まさか、応期は半年ぐらい先なのにパワボ効果か?と疑っております(笑)
もしこの先とんとん拍子に当選して、パワボ効果だったら先生ありがとうございます。
●十傳より→当たりましたか! おめでとうございますです。が、こざくら殿の運の実力でありましょう。
十傳先生
「ババァ」が言うのもなんですが…
「死ぬ」だの「ジジイ」だの言わないでください (ーー;)
サラリーマンなら、やっとこれから自分の好きなことができる
第2の人生のスタートです。
先生には
これから後進を育てるという大仕事が控えてますので、
ジジイ面するのはまだまだ早すぎます d(^_^o)
私も覚えの悪さを歳のせいにせず
頑張りますので \(//∇//)\
●十傳より→が、やはり年齢は隠せませんですぜ。いろいろと。
十傳先生
老いも、そう悪いことばかりじゃないんで
隠すことも恥じる必要もないと思いますよん。
冠建旺と
それなりにガムシャラに生きてきたので…
衰は、
衰に達しないと現れない武器があるように思えるんですが。
ところで
昨晩、山盛りウン⚫︎をする夢を見ました。
金運上がりますかね〜? きゃ!\(//∇//)\
●十傳より→その夢売ってもイイかも。大金運でありますよ。
小野先生、こんばんは。最近になって先生のブログを読み始めたんですが、読み初めた時、下ネタの多さと、オープンさに、かなり驚いてしまいました。でも、そういうのって段々と慣れてくるものなんですね。毒に、少しづつ慣れていくという感じで。先生、私は年柱と時柱に計3個の傷官を持ってしまっている食神格で、これをどう捉えたらいいのか自分でもよく分からず、普段から、ただ、ただ、発言には気をつけ目立たぬよう行動しています。私もスクールへ通ってみたいけれど、通う時間と体力と気力がないのもので、諦めています。たまの休日には先生の奇門遁甲術を参考にした、吉方位へぶらりと出かけるのが、すごく楽しみで。クタクタになった分の、効果があるような、ないような、でも、副産物的にいろいろ経験できるし気晴らしができるし。しかも夢もあるしで、こんな私には、やっぱりプラスに働いています。
●十傳より→吉方位はやはり楽しいことが起きる引き金になるのでありますよ。
奇門… インターネットカフェでもいいんでしょうか?使い方として吉方角にあったとして?一番手頃だと思うのですが?
●十傳より→立向月盤で引っ越しでもなんてことはないですよね。
11月に16年ぶりで父方の親族と再会できることになりました。吉方位を取り続けたからかと。奇門遁甲の本を買って正解てした。ありがとうございます!!
●十傳より→16年ぶりとはスゴイでありますね。お互いの老いに驚いたりして。