08.18
奇門遁甲の甲尊の吉格は青竜返首だけであります。
甲×丙の配合で、象意は、朝日が昇るように力強く次第に勢力を増す、とあります。
「求官」でして、信用を司ますです。
これらは拙著、「奇門遁甲術入門」に記されております。
ところが、はたして「信用」が出世などの求官に役立つかは、実際面ではなはだ疑問なのでございます。
甲尊の信用は、心からの信用なのでございます。相手を無条件で肯定するところに甲尊の信用の意味がございます。
つまり、上司にひたすら尽し、可愛がられて出世する。これが青竜返首の意味であることをシカと意識しなければなりませぬ。
が、信じる者は裏切られるのが、この世の無常であることも事実。
利用されて捨てられることは例をあげなくてもお分かりでありましょう。
出世にとどまらず、濁情も然り。
この世で成功するためには、ずる賢さが条件なのでございます。
であれば、青竜返首は使い物にならぬ吉格と申せましょう。
しかし、使い物にならぬのに奇門遁甲を学ぶとき、まっさきに登場するのが青竜返首。
なにしろ、作盤では地盤の甲に着目し、それを地盤の、その年、月、日、時間の干の上に置いて天盤とするわけであります。さらに詳しく述べるならば、丙年、丙月、丙日、丙時でなければ青竜返首は成立しないのでございます。
お手元に「奇門遁甲入門」がございましたら、丙寅、丙子、丙戌、丙申、丙午、丙辰のページにのみ青竜返首があることに気付くことでございましょう。
さらに巻末の暦を開いていただきましょう。
月盤は丙の月をもって局数が変わることを発見するはずであります。
たとえば2015年10月の丙戌の月をもって陰九局から陰八局に変わり、2016年8月の丙申月をもって陰七局に変わるのでございます。
甲が十干の最初の干ならば、丙は局数の先陣をきる干と申せますです。
これらは十傳スクールにて講義しておりますが、それほどの吉格である青竜返首が役に立たず、効果が出ない方位ならば、奇門遁甲は基礎から崩壊するのでございます。
十傳スクールでも「信用など捨ててしまえ、この世で成功したいならば、無用なヤツを切り捨てる無情さこそ大事である」なんてことを語っておりますが、しかし、やはり青竜返首は、素晴らしい吉格であることがやがてお分かりになるのでございます。
四柱推命の命式を補強するために使用するだけではありませぬ。
まぁ、詳しい事は秘密なのでありますが、そのいっけん素晴らしいけれど無用の吉格こそが、使い方によって凄まじい威力を上げるのだということは申しておきますです。
バカの一つ覚えに青竜返首を用いたり、たまたま鬼遁とか玉女守門などの華々しい吉格の文字が目についたから、その吉格に飛びついてイイものかどーか。
八月は戦争反対とか高校野球とかで大賑わいでしたが、そろそろそれらも終息。
頭を占いの方面に切り替えましたら、そういうことをすこし語りたくなったのでございます。
青龍返首ならぬ黄龍返首なら効果はあるのでは?四聖獣の中心に位置…まあないでしょうね?
●十傳より→ふーっ、それ以上語ってはなりませぬぞ。
十傳先生
つまり
吉格も使いようによって
玉にもなり石コロにもなるということなんですね(・・;)
どのように用いれば玉になるのか
それが奇問遁甲の真髄であり
知りたいところ〜ヽ( ̄д ̄;)ノ=3=3=3
よだれジュルゥ〜ですねぇ d( ̄  ̄)
●十傳より→そーですよねぇ。
8/26飛鳥跌穴を見つけましたが、僕の住む地区はじーさんばーさんばっかりでうんざりです。
●十傳より→こちらも同様であります。また申します。朝の老人、昼間のお女性、夜の若者。
青竜返首って縁遠そうで使った事ないのですが、
バイト先のボス(外国人)が、『暑いので、薄いパンツを買いたい』というので、
ちょうどメジャーを持っていたので、ジャっと出して
『股下はかりましょーか?』と申しましたら、
次に来日するときもアシスタントは私で・・・ということを言っているそうです。
これは青竜返首的な技なのでしょうか?それとも変種でしょうか?
●十傳より→「たま下(毛)はかりましょうか」と読み股がいましたです。陰毛返首でもよーございますです。いよいよ暑さにやられ始めましたですね。私メもであります。
先生のコメントから思うに、やっぱり変種のほうに近いんですね!><
暑さにやられていますね。その前にそのボスが暑い暑いというので、
このあたりでは、剃毛は夏の定番ですよ。と、かまってしまったことがベースになってしまったのかもですね。破廉恥な話題を失礼しましたー。
●十傳より→剃毛は一人ではいけませんです。ハサミ役も必要であります。
先生のご本が手元にありますのに ほとんど勉強する時間がありませんので、
占いに関しましてはまったく知識の無い私ですが
この文章内での「青竜返首」に関して 先生が言おうとなさっている事が
なんとなく ボンヤリ と解るような気がします。
「ずるい」ではなく「ずる賢さ」、そして 「非情」になれる心
これらは人が生きていく上で
また、それなりの地位を得る為に多少は必要なのかもしれませんね。
でも、その 根底には「誠実さ・温情」があっての成功者であると信じたいです
●十傳より→奇門遁甲の方位を使う場合は、純粋なエゴイストになるべきであります。
先生こんにちは。
来年、奇門遁甲初等科、ぜひ開講してください。
学びたいです!
●十傳より→OKざんす!
「何も無い夏が終わるなぁ〜…」と思いましたが、何かあった夏なんてあったっけ?と振り返っても何もありません。
「何も無くても楽しい日々」は遠き幼い頃で使い果たしたのかもしれません。
●十傳より→もはや夏の日の火遊びくらいしかないでありましょう。良き夏の日は10代でお仕舞であります。
先生。この前は汗だく講義お疲れ様でした。
避凶ペンダントの使い方について。
凶方位に行く時着けなくて、帰って来たあと着けたとして効果あるのかな?と。即応覗いて。
実験してみる?と小心者のチャレンジ精神が疼いてマス。タスケテ(笑)
●十傳より→ぜひ実験してみてくださいまし。同じ凶方位に避凶ペンダントをつけた時と、つけない時とで。四柱推命で方位効果が敏感か否かを学んだ後が安全かもですけど。
是非やってみます。
自分的な感覚なのですが、体調不良とアカラサマな運気下降の前ぶれとして背中が冷鈍痛してきます。他人が触っても他と体温変わらぬそうで。
オカルト的になりましが、多分、方位に敏感かどうかとは関係ないのでしょうね?
そんなことからも、お金、健康、自由!いいッスね。
●十傳より→ではひとつご忠告を。天盤丙と丁の凶格だけは行かないよーに。理由は後半の講義で述べますです。
月末の家相セミナーと秋からの四柱推命の講座でお世話になります。
「奇門遁甲術入門」を昨日購入して読み始め、今日のお話もあって、
奇門遁甲初等科がさらに一層楽しみになっています。
どうか、来年開講がありますように!と願っていたので、
開講していただけるとのことで、ものすごく嬉しいです。
よろしくお願いいたします。
●十傳より→これはマジで開講の準備をせねばなりませんですね。
私は命理が凶の甲癸で、もちろん青竜返首を使えず。組織に勤める者として、甲を使えないのは、ほんとに残念で。先日の、わくわく初めての甲甲へのパワポ設置も、恐らく失敗しているんです。用意した土が湿っていたみたいで・・・置いたパワボの中が、いま、二色の土。(上は白っぽく。下の方は黒っぽい。)
3千年以上前の古代エジプトのパピルスに「上司の命令には逆らうな。部下である限り上司の言うことは絶対だ。ためになることも、あると思え。」と。これは私の教訓でもあり、日々、とんでもない理不尽がまかり通っていようと、自分が例え、どんな仕打ちに会おうと、サド上司にはとことん従順にしています。時折、自分が、ドマゾなのかと疑問符。
●十傳より→ならば己の吉方位ではいかがでしょうか。
己の吉方位へ、いま置いてあるパワポを、動かすということですか?
それとも・・・
●十傳より→パワボのことだけではなくて。いや、余計な事でありました。
小野先生!なんでしょうか?お願いします。最後まで言ってぐだざい゛
●十傳より→己のお色気の方位の方が効果的かもという意味であります。
己、ですね。小野先生いつもありがとうございます。
今度、壬乙の大象吉を使おうと目論んでおります。潅水桃花 ^^
●十傳より→楽しみでありますね。
お世話になっております。
いやー人って開運のためなら何でもしちゃう。太古の王様なら不老不死が最高のご利益でしょうか。水銀を不老不死の薬として中毒死したり。日本の仏教、密教系信仰でも所謂、最もご利益がある信仰とされる天部信仰。一番分かりやすいのが聖天ですが、障礙神なのに何故か人は追い求めたりします。素人兵法なんとやらですが。それと同じように、奇門遁甲でも敢えて危険な方位へ往く人もいたりするかもです。四柱推命の命が弱い人が奇門遁甲の劇薬を使えばどうなるでしょうか?
●十傳より→それもまた運命と諦めるだけでありましょう。
奇門遁甲初等科は全く右も左もわからない初心者でも受講できますか?
●十傳より→前も後ろも分からなくても大丈夫であります。たった三年の講師の実績ですが、皆様の分からないところを認識しておりますゆえ。
先生こんにちは。
奇門遁甲初等科、今から楽しみです!
その前に秋からの四柱推命、頑張らねばです。
先生の避凶ペンダント、しっかり凶を回避してくれているようです。
私の場合、ユニークな形で作用があらわれることがあります。
戊×戊で、電車の座席で体躯のよい方に挟まれたり、
丁×辛で、Suicaが使えないバスに出会し、お守りにしていた千円札をくずす羽目になったり、
等々。偶然かもしれませんが(笑)。
ただ、癸の凶方位だけは、重くないとはいえ、心身に感じる凶作用があらわれます。
相性でしょうか。
そのあたりも秋からの四柱推命講座でみえてきたら
よりいっそう、勉強が面白くなりそうで、期待大です。
●十傳より→四柱推命と奇門遁甲とは切っても切れない関係でありますから、二つ合わせての受講は効率的であります。
僕は四柱推命の元命が印綬で文昌貴人が同じ月柱にあり、文筆や教授職が最適と出ました。が、奇門遁甲の命理で丁己ですが、丁奇は使っていいですか?
●十傳より→んだがら、その四柱推命は役立たず何てせすてっば。んてね、私メはサル王国の四柱推命に喧嘩を売っておるのであります。んだって、ぜったいに私メの裏ナスの方がイイおん。気持ちイイおん。
吉格の代表格である青竜返首が『使い物にならない吉格』というところですでに心はクロスカウンタを食らい足元がふらついているボクサーの気分でしたが、『そのいっけん素晴らしいけれど無用の吉格こそが、使い方によって凄まじい威力を上げる』というところで少し救われるとともに奇門遁甲というとてつもなく大きな物の背中にわずかですが触れた気分になりました。
●十傳より→すべて使い方によるのであります。
小野先生、いつもありがとうございます。
吉方位の効果なんですが、私には具体的には現れにくいみたいです。どちらかと言えば、じわりとくる感じで、時間とともに空気感が変わってくるような。また、せっかく大吉方位に行ってるのに、イラッとくるのがあるのは、悪い傾向なのか良い傾向なのか。逆に、高揚し気分が非常に良くなる時もあるし。
自分に合う吉方位、合わない吉方位が、それぞれあるような。
自分の九星気学などを組み入れて、時盤で吉方位のお出掛け、今度、実験してみよ。。
●十傳より→気学でありますか…感心しませぬが、実験してみてくださいまし。
小野先生が「それもまた運命と諦めるだけでありましょう」とコメントされているのを読んで思い出した事があります。私は趣味的に、トランジットの星々を使い運勢をざっくり読んでいるんですが。。
恋人も仕事も順調な、とある仲良しの友人の、運気の変わり目(注意時期)に気づき、私はこれから起こるであろうアクシデントを上手に乗り越えてほしいと思って、再三、警告していたのに。。
「分かった、分かった、気をつける!」と言いながら、彼女は結局、いつも同じ行動を。
結果は、彼女はとんでもない事態になり、ほんとうに多くの大切なものを失うこととなってしまいましたのです。運勢がガクッと下がる時、それもまた運命と諦めるだけ・・・なのか。変えることはできないのか。私自身は、運勢を読み、不運を最小限に、幸運を最大限に、そうなるように自重しています。
●十傳より→友達の不幸と、自分の占いの的中が嬉しかったはずであります。文中から匂ってますぜ。押しつけ占いは恨まれる原因になりますです。
え゛!こわ。
ブラックな私、嬉しかったのか!
恨まれるのも、こわ。。
彼女がぜんぜん聞いてくれないし、案の定そうなった事に腹が立ちました。でも人の不幸は蜜の味というし。。プラックなことです。
今日は、休み、なのに、いつもの時間に目覚める、ちょっぴり損で、ちょっぴり不幸。
それで午後遅くから潅水桃花の大象吉へ行くつもりでしたが、危なさそうだからやっぱり止めておいて。
陶洗珠玉の吉方位へ、お出掛けすることに ^^
●十傳より→友達と言う名のもとに他人の不幸を楽しみつつ、自分だけは幸運の方位へとお散歩。占いの醍醐味であります。こちらがわのお方でありましたですね、ひなた殿も。
私、小野先生派でありました ^^
その友人に、今週末に飛鳥跌穴の方位へお出掛けするように言おうと思っていて、もし、彼女が一発逆転でうまくいくなら、と思うけど、きっと、私ちょっと嫉妬するだろうと。でも、彼女が堕ちていくのはもっとイヤだし。。日月相会も効きそうだけど、無いし。
おせっかいかな。恨まれるかな。。。悶々。
●十傳より→恨まれてはじめて、自分も相手の不幸を望んでいたことに気付いたりすることもございますですよ。
ひとの感情は、複雑で厄介なものですね。
もし、そう望んでいるとしても、恨まれても感謝されなくても、やっぱり、私は彼女に吉格を取ることを言います。言わないでおくと、自分が腐りそうだし。
お題の、青竜返首が今週日曜にもあるけど、彼女の今の状況では無駄だろうし。
あ、そろそろ、仕度、仕度。
ブラックな小野先生、好きです。
●十傳より→占いは相手から頼まれてから応じた方が無難でありますです。
吉格の代表格である青竜返首が『使い物にならない吉格』といわれ、クロスカウンタを食らったボクサーの気分でしたが、『そのいっけん素晴らしいけれど無用の吉格こそが、使い方によって凄まじい威力を上げる』というところで少し救われるとともに奇門遁甲といういまだもって全貌が全く掴めない大きな存在の背中にわずかですが触れた気になりました。
●十傳より→んだがら使い方なんだって。
甲という万物を産むにはなくてはならないもの…。究極は神にでもすがれという感じでしょうか?各方位盤が大樹に見えて仕方ありません。
●十傳より→占いは神の不在という思考が原則であります。
先生の講座の開講ってどうやって見つけたら良いのでしょうか?
お知らせが出るんですか?
●十傳より→2018年1月の当ブログにてお知らせするのであります。