2025
06.18
06.18
やっと老母を流刑にした施設の近くでラーメンをすすることができました。
老母の母、フラッパーの祖母の命日が6月なので、その墓参りをしたのです。
ところが、どーしたのか、店で供える花を買ったのに、そのまま実家に戻ってしまったのです。
花屋からお花までは目と鼻の先。
実家のガレージのシャッターを開けた時、「なにをしているのだ」と気づきました。
気を取り直して、再度、出かけました。
と、途中で下痢の予感に襲われたのでした。
コンビニにするか、いやコンビニのトイレが使用中であったなら、
「間に合わぬかもしれない」
それほど切羽詰まった状態でした。
またまた実家に帰り、前かがみで鍵を開け、長い廊下をトイレに向かったのでした。
大丈夫でした。
下痢を我慢したのでヘトヘトになってしまいましたが、「ここまで嫌われていたのか」を心の燃料にして、またまたハンドルを握りました。
フラッパーの祖母は生前私メを嫌っておりました。
妹や弟にはいろいろとプレゼントしておったよーですが、私メは高校2年の時にTシャツを1枚貰ったきり。口答えをすると「やはり名前が悪い。生年月日も悪い」と占いを持ち出すのが常でありました。まぁ、これが私メが占いを勉強する動機の一つではありますが。
死んでもまだ嫌われているのか。
だが、もはや供養する人間は私メしかいないのであるぞ。
今度は無事お寺に着きました。
こぼれるほどの花でお花を飾りました。これもちいさな復讐なのであります。「盛大に23回忌をしてやるぞ。オタクが嫌いな孫の手によって」
で、線香に火をつけよーとすると、これがダメなのであります。
ライターに炎が点りません。
ラーメンを食い終え、老母に会う前に、林の入り口でタバコを吸いました。
タバコには火が付くのでありました。