2025
06.14

茅ヶ崎のモールにも、廃墟が忍び寄っているのであります。
ちょっと前まで、スーパーや衣料店舗があったはずであります。

そこを背を曲げた老人たちが通り過ぎていく。

米国が衰退の一途をたどるなか、このままでは日本も、亡国病が移ってしまうよーな気がいたします。

しかし、発展だけが素晴らしいのではないとも申せます。
これでちょうど良いのかもしれませぬ。

リニア新幹線だとか、大阪の万博の跡地に巨大博打場が出来るだとか、100年にいちどの渋谷の街が様変わりするだとか、なんだかすべては無駄であります。

廃墟にたたずむと、なんとも心地よい風が吹き過ぎていくのでした。

核配備を完璧なまでに完成させ、あとは静かに眠れる国をつくるのもまた一興。

ああ、数年前の鎖国状態が懐かしいのであります。