05.04
ＧＷにわざわざ行かなくても、半分は隠居のような自由な身。
けれどたまには混雑した場所に行きたくなるのであります。
有名かそうでないかは分かりませんが、鎌倉の周囲はちいさな山脈なんです。鎌倉アルプスなんて呼ばれたりしておりますです。そこのハイキングコース。
天園コースに挑んだのでありました。
画像をみてすくなからず驚かれたのではありませんか。鎌倉の住宅地の裏山が、こんな渓谷になっているのですから。
しかも、なかなかの難コースなのであります。
眺望のきく場所にたてば、眼下に鎌倉の町が一望できるのです。
その向こうには材木座の海が光っているのでありました。
幸せそうな家族が、私を追い抜いていきます。
なかには恋人連れも。
でも女性はすこし迷惑そう。
鎌倉なのですから、こういう山奥よりは小町通りあたりを期待してきたのでしょう。
このハイキングコースは、子だくさんの家族や、中年のグループが似合うのであります。
そうそう、天園コースの「天園」というセンスのないネーミングは、かの東郷平八郎の命名とか。それ以前は、「六国見」といっていたそうであります。
知ったかぶりのついでに、現在の小町通りも本当は「瀬戸通り」。本当の小町通りは、若宮大路のひとつ東側の通りとか。
最後の急こう配を這うようにあがると、ぽっかりと広場にでるのであります。
左側は鉄の柵があり、そちらがわはゴルフ場。そして今泉の住宅地がかたまって見下ろせるのであります。
さらにその向こうにはランドマークタワーがかすんで見えるのでありました。
平和なのであります。
のどかなのでございます。
ああ、ビンラディン師は殺されてしまいました。
そしてなぜ私が、現在八十歳あたりの敗残兵のかわりに、そうおもわなければなせないのか自分でも解せません。
太平洋戦争で彼らがなしえなかった偉業を実行した人物がビンラディン師なのであります。
「こう思ってはいけないのだが、しかし、とても嬉しいのだ」
と9.11の翌日の新聞で老敗残兵が漏らした言葉を、私は忘れてはいないのであります。
と興奮してもイヌの遠吠え。
周囲はじつに平和な雰囲気につつまれ、私も大船駅でかってきたお新香巻きをつまむことにいたしたのでありました。
もっとイイもの…鶏のから揚げとか卵焼きなども買ってくれば良かったと思うのでありました。
カップ麺もほしいところでありました。
お新香巻きが好物でも、そればっかりこんなに多くては…。
こういうこともすべて過去になり、「鎌倉の山奥でお新香巻きをくったのは、おやおや10年もむかしのことになりますか」なんてしみじみと懐かしむのでありましょうねぇ。
先日、美容師さんが鎌倉に行ったお話をされていました。
鎌倉ハム美味しくて好きです。牡牛座ボイドタイムからなのでしょうか？食欲増進しています。
たくあん海苔巻きのみとは！から揚げや玉子焼きは家で作っていくと美味しさ格別ですね。
よく祖父がお弁当を持参して裏山の畑仕事にいくのを思い出しました。
うーん彼氏彼女のデートに山登りは彼女はせっかく鎌倉に来たのに嫌でしたでしょうね。
どうしても女性としてはお弁当を作っとけば良かったとか考えてしまいますもん。
チャールズ皇太子がキツネ狩りに行くのをダイアナ妃は動物愛護の精神で拒否したぐらいに男女の溝は深いです。な
●十傳より→苦い体験をしながら成長していくのでありましょう。男も女も。
鎌倉は、とても好きなところの一つです。鎌倉のこのようなところが、あるとは、知りませんでした。鎌倉も、奥が、深いですね。今夜のおでんは、味が、しみていて、昨日とは、又ちがった美味しさがありましょう。私は、アメリカは、きらいです。アメリカを知るほどに、偽善に、満ちた国に見えてきます。今度の震災で、アメリカの国債を売れば、増税だ、消費税だ、といわなくても十分復興資金を念執出来ると思います。やはり６０年たっても、日本は、敗戦国なんですね。それと、アメリカの製品で、ほしい物が、ありません。機軸通貨ドルもいつ崩壊しても、おかしくない状態で、国民の士気を高める為に、ビンラディン師を暗殺したように、私は、感じました。うがった見方でしょうか。
●十傳より→ビンラデン師の殺害を大喜びしているアメリカ国民にはかなりの違和感を感じた人も多かったはずです。イヤなのはＴＶのキャスターが、「ビンラデンが、ビンラデンが」とアメリカに同調して呼び捨てにしていたことなのであります。
日本の大学に留学生として来ていたインド人男性がイジメられて自殺された件で「ビンラディン」と呼ばれたこともあったと記事で見たことがあります。日本人も酷いですが、私もアメリカの製品がお肌に合いません。
化粧品やシャンプーやサプリメントが大雑把でいつも使えず捨ててしまいました。
米国のステーキやケーキやお菓子も胃がビックリします。
キャデラックやシボレーよりアストンマーティンやローバーが好きですね。
●十傳より→アメリカのステーキ。あれはとてもではありませんが、いただけません。Ｔボーンとか、さっぱり美味くないのであります。しかも量がケダモノのように多くて…。
むかしの文化人が、「戦争中に風と共に去りぬのような素晴らしい映画を作っていた国と戦争して勝てるわけがない」なんて雑誌などに書いていましたが、あれには腹がたちました。日本の軍国主義がダメなのは分かるとして、敗戦と同時に手のひらを返してアメリカ寄りになるその寄らば大樹の陰的な姿勢は、日本人の恥じるべき姿であります。三島由紀夫が憂国したのも、ここに理由があり、また太宰治が「人間失格」を書いたのも、それが日本人の恥ずかしさを言いたかったというのも、いまにして分かろうというものであります。やせ我慢をしてでも胸をはって生きたいのであります。そのためにはアメリカに「喧しい」といわなければなりません。その点においてビンラディン師にはある意味、頭が上がらないのであります。
鎌倉在住です。天園はハード過ぎて、ハイキングという名称が間違ってますよね。海に出られる、広町緑地コースなどは穴場でいいですよ。
時々鎌倉へいらっしゃるようですが、万一先生をお見かけした場合、声をかけてもよろしいでしょうか？
●十傳より→百メートル先からでも私だと分かるそうです。どうぞお声をかけてくださいまし。
鎌倉にこんな自然があるなんて、びっくりです。
田舎者なので、都会近くの自然がある場所に住んでみたいものです。
田舎だけでは、ダメみたいです。
●十傳より→おなじく私も田舎モノ。田舎の自然は手入れのなされていない陰毛みたいでダメであります。都会の自然は美しくてようございますです。