2026
02.13
立春に瓶詰めした、清酒を頂いたのであります。
よし、では縁起をかついで2月17日の旧暦の元日に味わおうと思いました。
いや、思っていたのでございます。
ダメでした。
お酒を前にすると忍耐することのできないタチなのであります。
明日は何がおきるか分からない。
生きている保証だってないのだ。
何が縁起だ。
当日になったら、新しいヤツを買えばイイではないか。
口実はいくつも出るのであります。
将来に備えての資金作りとか、老後のための健康法とか、今を犠牲にすることが正しいとされていることが多いのでありますが、この分だと他国にためにとんでもない出来事が発生する感じではありませんか。
先手をうって他国を侵略をするにしても、一歩先は分からないのであります。
ということで、封を切ることにいたしましたです。
新酒のことを申しているのではございませんです。
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2026
02.12
恋が相手への義務となったとき、人はガラスの向こうを眺めてしまうのであります。
本能という陽光を。
裏切りと承知のうえで、義務は、嘘や誤魔化しを生み、苦しみに悶え、けれど、いちど開け放った窓を閉じることが出来ないのであります。
この繰り返し。
神様まで創造した聡明な頭脳を持ちながら、ケダモノと同じ下半身を具備しているのが人間なのでございます。
長いこと占いを生業としていますと、頭脳と下半身がサーモスタットのよーに、離れたり一致したりする単純なよーで、喜びと憎しみ、悦楽と苦痛、希望と後悔などなどが手に取るよーに見えてまいります。
人間は、未来は分かりません。いや、未来という言葉を知っているだけに、分からぬ未来を畏怖するのでございます。
残酷な時間は、現在という一点の位置から未来へしか向かわぬ一方通行でございます。
「婆ぁ」「爺ぃ」
若い頃に放った様々な言葉は、老いた時、過去から復讐の木霊によーに飛んできますが、が、だからといって過去に縛られることはないはずであります。
30年ぶりに現れた昔の少女の鑑定でございました。
翳りが始まった肌が襟ぐりからのぞしていましたが、しかし、まだまだ恋愛可能でありました。
義務と本能のはざまで悶えているうちは、幸せなのであります。
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2026
02.11
最近の鑑定で立てた卦を眺めていたのであります。
「イヤに上爻が空亡の卦が多いなぁ」
上爻とは、断易で、六爻中、一番上の爻です。
初爻を足とすれば、上爻は頭。
ここが空亡ということは、頭がバカか、頭部のトラブルということも考えられます。
ふと、先日の断易の講義で語ったひと言が自分に返ってきました。そしてリフレインするのでありました。
そのひと言とは、
「鑑定のお客様の卦は、もしかすると易者自身にも共通することかもしれませんよ」
そして、次に思いめぐらされるのは、自宅の水道管の破裂。
いや先月はモリオカの実家の電気系統がおかしくなり、数時間、寒さに震えていたことでありました。
水道管や電気系統は、人体では血管や神経を物語ります。
「もしかすると…」
ジムに設置している、血圧計で自分の血圧を測定しようとしたのは、これらが無意識に結集したからでありましょーか。
数値は、200を超えておりました。
適数値は130と書かれておりました。
で、さっそく病院へ。
女医さんは、「あらら」と血圧を測りつつ、「最近はこんな高い人はなかなかおりませんよ、上が218です」
そして、あらゆる検査をされたのでした。
尿検査、心電図、レントゲン、血液検査。すべて異常なし。肺に少し翳りがあるとか。
「あと四年間はぜったいに斃れられない」
十傳スクールのことであります。
そう申しましたら、あまり効かないかもしれないけれど」
と血圧を下げる薬を処方してくれたのでした。
そーです、いつの間にか占いに命をかけている私メにとって、占いの理論や技術を教えることはイノチよりも重大なのであります。
学校などでは教えてくれない、また私メでなければ知らない分野なのであります。
あと四年間は。
それにしても、卦と水道管破裂を、血圧と関連付けたのは、我ながら自慢したいのであります。