2018
08.21

刀巴心青に曰く、「うなじにホクロのある女人は淫相と判断すべし」と。

刀巴心青とは、人相学の一分野である色情人相を言うのであります。
つまり、お女性の性情を見抜く興味をひく分野と申せます。

画像のごとく、うなじにホクロがあるお女性は、男の求めを拒否的なくなるという特徴を秘めていると申しまして、このようなお女性を見かけたら、
「ぬふふふふっ」
とヤル気を起こして失敗はございませんでしょう。

が、やはり直接的にアブローとしても空振りに終わることは当然であることは常識でありますです。

まず、お酒に誘い、安酒を飲ませて、
「おいおい」などと、肩をつかんで体を揺さぶり、酔いのまわりを早くすることが肝要。

さすれば、うなじのホクロが黙ってはおりません。

「仕事でさぁ」
とか言うと、「うふふ」と笑い、
「先週、宝くじを買ったのさ」
と言っても、「うふふ」
何を語っても笑うよーになったら、ホクロのスイッチがオンしたとみてよろしいでありましょう。

が、このうなじのホクロは、容易に発見できないのが残念なところであります。
多くのお女性は、うなじが隠れるよーなヘアスタイルだから。

もしも、男が惚れに惚れて、やっと恋が成就した時に、そのホクロを発見したならば、その恋の行方は悲しい苦しみが待っていると思って間違いではありますまい。
刀巴心青の秘術を知っている男たちが放っておくわけがないからであります。

このほかにも、まだまだお女性の色情を見抜く秘術がございますが、それは後日のオタノシミに。

2018
08.19

不意に、姿を消したペンが、何でもないところから、ひょっこり現れましたです。

インクが切れたので、わざわざ替え芯を買った直後に、まるで、
「そんなバババンツは嫌だ」
というように、姿を消した白いペン。

替え芯を無駄にしたくなかったので、色違いの同じペンを使い始めたら、すねるーな感じで現れたのでありました。

誰かが故意に隠したとしか思えないよーな、現象は、このペンだけではございません。
たとえばUSBメモリーとか、外国のコインとか。
もしかすると財布の中身も掻き消えたりしているのかもしれませんです。

そして、まったく予期せぬ時、予期せぬ場所にちょこんと置かれているのでございます。

不思議なことはまだまだあって、たとえば車。
「そろそろ電気自動車がいいかな」
などと愛車の中で呟こうものなら、ワイパーが動かなくなったり、ウィンカーが切れたりすることは、私メだけではございますまい。
洗濯機も、冷蔵庫も、掃除機にも心のよーなものがあり、
「裏切ったな」
とでも言いたげに、故障したりする経験は、皆々様におかれましても「あるある」ことでしょう。

この夏など、
「クーラーの機器が悪くなったのは、きっと古くなったからだ」
なんて思ったお方は、突如としてクーラーが壊れたことでありましょう。

お女性は……。
とお話をお女性にもっていくことは陳腐なので止めますです。

とにかく白いペンが出てきたのであります。

じつは、幸運のペンと言うものがございまして、数回前のブログに「神棚」をUPしたことがございますが、画像には載ってはおりませんが、片隅に金色のクロスのペンがあるのであります。
路上で拾い、その直後からとんでもない幸運が連続したペンであります。

そのペンをある日、失いまして、必死の思いで取り戻し、もはや神として祀っておるのであります。

こり白いペンも、神棚へとランクアップすることになりそーであります。

2018
08.17

秋の味覚のチューハイが揃い始めました。
梨の羅・フランスのお味、マスカットのお味。
グビッとやりますと、過去の恋の記憶がほろほろとほどけてくるのでございます。

「もう8年以上も経っているのか」
チューハイの酔いが、さらに記憶をそのときだけ鮮明にするのでありました。

「恋だって、ははは」
そのお女性の高笑いもよみがえります。「恋だなんて、ちょっと違うんじゃないの」と。

まさか、まさか、杏里の曲の「あなた、わたしのマボロシに恋したの♪」を下敷きに笑っているんではなかんべね。
と当時は思いましたけれど、

「暑い暑い、まだ暑いよね」
薄目に開けた窓には、積乱雲がばかに青い空に展開していたところが思い出すわけで、となると昼下がりの情事だったかもしれませんです。
暑い暑いと上気した顔と、秋味のチューハイがモンタージュされまして、老身でも心が騒ぐものがございますです。

どの言葉も、
「そんなに貶めたいの?」
と棘のある意味に受け取るよーになりますから、
隙間からのぞく、ちいさな空を仰ぎながらチューハイを呷るよりほかはなく、
そして、ふたたび汗にまみれることになるのでございました。

「まだ、まだ駄目」
お女性は、果てた後の私メをおそれるよーに、乳房を粟立てながら、終了の時を繰り延べさせるのでありました。

ガラガラ声に喉をかすれたお女性が駅の雑踏に消えていく姿。
口の中に残った秋味のチューハイ。

黄昏の空には崩れた積乱雲。

と、記憶はときには深く、とくには淡くよみがえるのでございました。