2015
07.21

画像は、西洋の魔法陣でありますが、一を北に九を南にすれば、これはそのまま九宮(気学では九星)の定位でございます。

縦を足しても15。横を足しても15。斜めでも15。
「どーだ」とでもいうように自慢いたしますが、低度の算数でありますから、別に驚くに値していませぬ。

西洋でも東洋でも占いやマジナイは数字にこだわるのであります。

いやいや、毎年のことではありますが、梅雨明け後のこの暑さを何とかしたいのでございます。

でも西洋のマジナイでは、
「結び目を三つ作り、風をそこに閉じ込めるべし。そして一つ目をほどけば心地よき風がおこるだろう。二つ目をほどけば強風が立ち、三つ目をほどくと嵐が発生するだろう」なんてものがありまして、つい実行したくなっただけの話であります。

日曜日に十傳スクールを終えてから、暑さでPCも開けたくない状態でございます。

「種よ、種よ、楽園の種よ
愛しい人の家を示しておくれ」
ちがう。これは未来の恋人を知る呪文でありました。

暑さを涼しくする呪文は、平安時代の晴明あたりのヤツしかなく、ちと暑苦しいのでございました。
「日向かしや日向の海に棹立てて、それを見る見るあへれ白波」
効果がなさそうであります。
しかし、この呪文は暑さで体調を崩した時に効くとかでございます。

このよーに熱いとですね、視覚が狂い、死んだはずの人を見ることもありそうであります。
真昼の駅構内などで、ちらっとみかける。そんなこともあるはずであります。
横断歩道をわたる人々の足元をご覧くださいませ。

数人の足が見えないという奇怪なことを見るのも熱暑の特徴であります。
そうしたときは、次の呪文でございますよ。
「魂や難、夜道われ行く大路たら、千たら万だらに黄金散り散り」
亡霊に「あっちにお金が落ちているよ」と注意をそらせるというわけであります。
死んだ人もお金が欲しいと昔の人たちは思っていたのでありましょうね。