2021
04.03

蕁麻疹の恐怖から解放されまして、今宵はゆったりとした気持ちで、フグひれのお酒を堪能いたしたのでありました。

妹と『縁切の秘法』を実践は致しましたが、それは妹との関係を断ち切るのではなく、妹という病気の枝を、こちらに伝染させない方法でありますから、表面的には、なんらアクシデントなどは起こらないのであります。

「あんたの口から、体を大切にしろとか言ってけねべか」
老母に頼まれましたが、
「もは六十代なんだから」
この先、長生きして楽しいことがあるだろうか。
妹の身ならずして、わが身を思うのでありました。

長生きいて介護施設に入れられ、
「いつまで生きるつもりなんだろう、図々しい」
などの声が耳に入ったものでは耐えられません。

生きれば良いという問題ではございません。
知った風なことを言う知識人は、「生きることだけで尊いことだ」なんて語ったりしておりますが、それは違います。
ほんとうに違いますです。

妹もまた、長生きしたいならぱ、自分で何とかするだろーし、無責任に「健康に注意しろ」とアドバイスすることははばかれるのでございます。

てなことを一人考えつつグラスを重ねるのでございます。
蕁麻疹の発疹はなく、快調なのであります。

こんな夜に、中国人どもがまき散らした新型コロナは爆速で拡散しつつあるのでしょうか。
信じられません。

そーして、本日の講義の録画を眺めつつ、
「オレも老いたものであるなぁ」
そして、もう一杯、お酒をつぎたすのでありました。