2011
03.22

ある友人から画像の薬が届けられたのでありました。

放射能を浴びた際に飲む薬なそうです。
これを飲むことで放射能による被害を最小に抑えられるのだとか。
24時間に2錠ずつ飲むのだとか。

がとても飲む気にはなれませぬ。

事態はそのように進んでいることを認識してください。

たしかに放射能の値は人間にはさほど影響がないという政府の発表は間違ってはいないかもしれませんです。

しかしですよ。
人間には関係のない鳥や昆虫たちはさぞや迷惑でありましょう。タヌキだの鹿だのネズミなど、ごめんなさいであります。
人間には影響のない値だろうと、それら動物たちには大きな影響がでるのではないでしょうか。

蚊を食ってくれる昆虫がいなくなったために、夏に蚊が大発生し、日本脳炎とかが流行するかもしれませんです。イナゴの大群が押し寄せてくるかもしれませんです。

これは、関係ありませんが、恋をするしかないようであります。
地震による津波で災害にあわれた人たちをTVで眺めていましたが、無理やりに作った原発がぶっ壊れ、音もなく、臭いもなく、色もない放射能が空から大王が降臨するがごとく忍びよっているのは、じつに不気味であるのであります。

「大丈夫だ」と政府にいわれればいわれるほど不安に襲われるのであります。

そして遠くの地では米英仏による戦争が始まったとか。

どうにもこうにも…。けれど、このような時、自分は誰を好きなのかが、大きくクローズアップされているはずであります。執着心を捨てて静かに心のなかを見つめたとき、誰と死にたいか。それが自然に見えてくるのではないでしょうか。

それにしても人間の勝手な思いつきによって、大自然をダメにしたその罪は許されることではございませんね。木々や鳥や昆虫や魚やケダモノさま、本当にすみませんです。