2012
05.04

天候を占って、世爻に子孫爻が付いていましたから、これは単純に、雨は降らないだろうと、雨具の準備をせずに近場の山にハイキングに出かけたのでありました。

天気占いは、占い修行で当たり外れがキチンと出ますから、とても有効なのであります。

子孫爻は安心の星、娯楽の意味がありまして、天気占いではまずは大丈夫というもの。

が、空は黒雲に覆われているではありませんか。
電車に乗りましたらザーッと降ってきたのであります。

ところが目的地に着きましたら、雨が上がり、日差しさえ顔を見せ始めたのであります。

マイナスイオンとかをカラダに浴びながら登山道を進むのでありました。

連休というのに、不思議と人に出会いませぬ。
もっとも人の知らないコースを、それも逆回りしましたから、もっともなことではございます。

道はぬかるみ、登山靴が泥だらけ。
ズボンの裾も泥だらけ。

予定していた時間より一時間ほども早く山頂に達したのであります。

コンビニで買った弁当をひろげたのでございました。
ゆっくりと食っていましたら、どやどやと親子連れなどが集まりだしまして、カメラを頼まれましたから、どれどれと家族の集合写真を撮ってやるのでありました。

私メの下山は方法はメチャクチャであります。
駆けおりるからであります。

景色とかを味わうことなど忘れ、ひたすらフモトを目がけて、まっしぐらに駈け下るのであります。
「ああいう人になってはいけないよ」
と、パパさんたちが子供に教える、カッコウの生きた見本になったでありましょう。

さて、帰りの電車でまた雨。
しかし、駅から家までは曇り空。
そして、家についてズポンの泥を落としていましたら、こんどは本格的に降ってきたのであります。

つまり、断易という占いはあくまでも自分自身のモノなのであります。
天気を占っても、晴れとか雨とかよりも、自分が雨にあたるかどーか。その点が的確にでるようであります。

過信はいけませぬが、たまには占いにをゆだねてのハイキングもまたイイものでありますです。