2024
01.28

ローズタウンたまとは、土日ジャンボといって、毎週土曜日と日曜日の2日間だけ掘っ立て小屋に市が立つ日があり、その中の一画にあるファッションコーナーなのであります。

「だれが買うのか?」
東京の青山とか原宿に集まる人から見れば、一笑にふされる粗末なコーナーでして、けばけばしいセーターやらがハンガーにかけられている、切ないほど愛おしい店であります。
一着、千円とか二千円。

橋幸夫とかのステージ衣装を連想していただければお分かりかとおもいますです。

そのローズタウンたまの店主が肺炎。
体調不良の上に肺炎の紙が貼られているところをみると、病院に行って、肺炎と診断されたのでありましょー。

前置きが長くなりましたが、最近、奇妙な病気が静かに流行っておるので、ご注意を。これを言いたかったのでございます。

2024年01/27(土)06h21m in獅子 ~  /28(日)04h13m
乙女ing2024年01/30(火)08h22m in乙女 ~         17h05m天秤ing
2024年02/01(木)18h06m in天秤 ~  /02(金)05h38m蠍 ing
2024年02/04(日)12h26m in蠍  ~         15h29m射手ing
2024年02/06(火)14h07m in射手 ~         21h10m山羊ing
2024年02/08(木)16h54m in山羊 ~         23h01m水瓶ing
2024年02/10(土)08h01m in水瓶 ~         22h44m魚 ing
2024年02/12(月)21h34m in魚  ~         22h27m牡羊ing
2024年02/14(水)19h24m in牡羊 ~  /15(木)00h03m牡牛ing
2024年02/17(土)00h04m in牡牛 ~         04h41m双子ing
2024年02/19(月)12h23m in双子 ~         12h26m蟹 ing
2024年02/21(水)15h40m in蟹  ~         22h42m獅子ing
2024年02/23(金)13h20m in獅子 ~  /24(土)10h38m乙女ing
2024年02/26(月)16h37m in乙女 ~         23h30m天秤ing
2024年02/28(水)03h24m in天秤 ~  /29(木)12h10m蠍 ing
2024年03/02(土)16h48m in蠍  ~         22h57m射手ing
2024年03/05(火)00h41m in射手 ~         06h16m山羊ing

以上、2月のボイドタイムでございました。

2024
01.27

モリオカの周辺には気軽な温泉が色々とございます。
いつもなら秘湯の湯に出向くところですが、今回は、ややリゾートっぽい温泉。
リゾートいっても、簡単な施設があるだけで、はげしく地味なのであります。
湯上りの数分を楽しめるミステリ小説をポケットに忍ばせて行くには手ごろ。

骨の髄まで温まった後のミステリ小説は格別であります。
ついうとうと眠くなり、つい意識が物語からはずれてしまい、同じページを何度か繰り返し、やっと一編を読み終えると、とおくに姫神山の頂が銀色に輝いていました。

「東京に帰れるべか」
一週間後には、すでに東京にいて、ガリガリしていることが信じられないのであります。

スマホのニュースを見ても、
「どーでもイイことばかり」
他人のゴシップに、多くの人は、よくぞ意見を投稿するなぁと、感心してしまうのであります。

野球の大谷とか、大相撲とか、お笑いのスケベ暴露とか。
かといって食堂で働く、お姉ちゃんにウィンクはしても、彼女たちは、東京大神宮で恋愛祈願をするよーな雰囲気。
温泉客のお女性もまた同じ。
「その髪型と、そのファッションの組み合わせでは神様にも呆れられまっせ」

頭にあるのは、仕事と、「今夜は何を作って食うか…」とかございません。

仕事を終えて、安ウィスキーに熱湯をそそいで、グテングテンになるまで酔っぱらうのでございます。

しかし、そろそろ東京モードに頭を戻さねばなりません。

2024
01.26

ふと、チャオの家はどーなったのだろーと発作時に思い出しました。
チャオはヒサオと言う名で、だからチャオなのであります。
小学校の同級生であります。

貧乏長屋に住んでおりました。
いえ、この通りこそが、貧乏通り。

数えてギョッとしますが、60年ぶりに歩く通りなのでした。
昭和四十年代に国体が開催されるあって、岩手県は田んぼをつぶし、バイパスを通すなどして近代化を図ったのでありました。が、残念ながら、この通りいったいは計画からはずれていて県に買い取られることはございませんでした。

小学生であった私メは、いくどかチャオの家に遊びに入りました。
幾度目かの時、チャオのおふくろさんから「もう、来てはわがねよ」と釘を刺されたのでございました。

中学や高校に進学し、もうチャオのことは忘れていましたが、「どーやら盗みをして少年院に入ったよーだ」と仲間に教えられ、そーいえば小学五年あたりから、チャオの目つきが昆虫のよーになっていったことを思い出したものです。

チャオの家族は八人だったと記憶しています。
いまなお、家がそのままに朽ちていることを考えれば、「思い出したくもない重荷」になっているのかもしれません。

少し改造して、古民家カフェにしてもイイのでは…と思いつきましたが、崖下のしけった土地で、パーキングもなく、交通の便が激しく悪いとあっては、儲けにもならないかもしれません。

チャオだけではない。
みんなとこへ行ったのだろうか。
死んでしまっている人たちもかなりの数だろー。

家相とか奇門遁甲などを馳駆して、この家を活用するすべはないだろーかと、腕を組みましたが、やがて広い道に出て、キレイなお女性がクルマのハンドルを握っているのを見た瞬間には、チャオのこともそのほかのことも意識から離れてしまっておりました。