2024
01.22

今年のモリオカの冬は極端に雪が少ないのであります。
ここ3年間連続で雪の多い冬でしたから、まぁ、そういう周期なのかもしれません。

家を建てかえる以前の庭が、ほとんど全滅してしまったので、
「今年は庭作りを」
と考えております。

ところが、10年前に持ち上げられた石が、重た過ぎて動かないのであります。
知らぬうちに肉体も低下しているのでありました。

けれど、庭は業者に依頼すると、
「つまらぬ庭だ」
落胆することがホトンド。

じつは庭を全滅させて申し訳ないと、庭師を入れ、手を加えております。
でも、どこか物足りないのであります。
その「どこか」を直すためには、「すべて」を見直さなければならないのであります。

庭にはエロチシズムが必須要件でございます。
この世で一番美しく神秘なのが、女体。
女体こそ、庭作りの核なのであります。

土を掘り、砂を敷いて底をフラットにし、防草対策をこうじ、それから岩や石の配置。
女体をいかににじませるか。

雪のない庭の予定地にただずんでいるのでありました。