2024
01.20

画像はたしかに私メであります。
エプロン姿で、なにやら盛り付けをしております。

ところが、記憶にないのであります。
過去の手帳をめくっても、画像がいつのモノなのか定かでないので分からないのであります。

ドッペルゲンガー?
あるいはボケの証拠なのか?

古いUSBからポロリと出てきた画像でございます。
その前後の画像がないところを見ると、誰かが撮影したものを送ってくれたものに相違ございません。

考えてみれば、自分の記憶というものは、じつに儚くて、たくさんの想い出のほとんどを忘れているのでございます。
むかしの仲間と話し合い、「そーだ、んーだった!」と、なぜあんな大切なことを忘れてしまっていたのか不思議になることが多々ございます。

そーしてその仲間も死んでしまえば、過去の歩みのほとんどを忘却し、同じ記憶だけをぐるぐると思い出すのでありましょー。

しかし、このシェフ姿を思い出せません。
場所も、季節も、どーして私メが写っているのかも。