2024
01.10

古本屋で画像の一冊を見つけましたので、さっそく自宅で読みました。
小学生の頃の愛読書でした。

シャーロックホームズよりも、私メは、こちらが好みであります。

陰陽師でいえば、安倍晴明よりも、蘆屋道満の方に近親感を覚えますし、晴明の妻、梨花を寝取ったという伝説も、やはり、
「道満だな」
と肩入れする理由であります。

NHKの2024年の大河ドラマが、その当時の物語みたいで、
「今年は呪術が流行るか」
なんて予感もいたします。

しかし、いぜん二千円札が出た時、その図柄を見て、
「これは源氏物語占いだろう」
と、さっそく源氏物語占いを考案し、雑誌や本やネットに出しましたが、それほどの話題にならず、まあまあ普通の感じ」という成績で終わった過去がございますから、何とも申せません。

源氏物語占いは、男女、それぞれを14タイプに分けました。
これは冒険でありました。
占いでのタイプは、星占いや12支占いが12タイプ。十干を基にすれば10タイプ。カバラや九星は9タイプ。曜日占いで7タイプ。空亡で6タイプ。陰陽五行で5タイプ。血液型で6タイプ。だいたい、決まっております。

14タイプの分け方は、なかなかできません。
なにを基本にしたかは秘密でありますが、出自の根拠はちゃんとあるのであります。

が、14タイプを、書き分けるのは相当の労力であります。
当たったよーに書かなければならないということもございます。
タイプは少ない方が、当たりやすいのであります。
さらには相性。
14×14=の196パターンとなり、たいへんな作業でございましたです。

そーいえば六壬をもとにした、12天将星占いは、720パターンでしたっけ。

スクールの占いを純文学ととらえるなら、雑誌やネットなどの占いは大衆文学、いわゆるエンターテイメントの頭を働かせる必要がございます。
面白くなければいけないのであります。

ルパンを読みながら、ふと、むかしを思い出したのでありました。