2024
01.04

元旦早々、震災があったり、航空機事故、そして火災と、やはり不安な1年になりそーであります。

それらが闇だとすれば、良い事は、闇のおかげで芸人どものバカバカしいTV番組がなくなったことが光と言えるかもしれません。

私メは、もともとお笑い番組で笑えないタチなのであります。
幼少のころから、「三バカ大将」とか「八時だよ、全員集合」など、自分からTVのスイッチをオフに「面白くないわらしゃど」と言われておりました。
わらしゃど、というのは童者奴と書くのでしょーか、ガキを指すのであります。

また、「恋のから騒ぎ」も腹立たしくなる番組でして、しかしお女性が好むみたいでして彼女の隣で、仕方なく、才のない司会者が意味もなく転んだりしているのを無表情で眺めつつ、番組が終わるのを待っておりましたです。

フザケたTV番組だけでなく、寄席なども、どこが可笑しいのか一つも分かりませんでした。
特攻隊を命じて、怖さにブルブル震えるのを鑑賞すれば、すこしは笑えたかもしれませんです。

かような性質ですから、今年の正月は穏やかに、被災者の不運などを、寝転がって見ておりました。
不謹慎なのは分かっておりますが、では呑気に箱根を走るバトンリレーを見ていたほうが良かったのでありましょーか。

あるいは、黙ってはいられないと、お金を寄付し、それをネットにあげたり、ボランティアと称し足手まといをしに被災地に向かった方がイイのでありましょーか。
一部の人々は、フェイク画像で、遊んだりしたみたいですが。

それら価値の基準は、
「自分の快感」
であります。

タイヘンなことだと同情しつつ、初売りにいそいそと出かけるのと、反対に、何か助けになることはないかと活動することの根本は、「自分の快感」でございます。
それは理屈であって、快感だろうが不快だろーと大儀に従うべきなのでしょー。

まぁいいさ。

大阪で開催予定の万博で、「これで安く働く連中を確保できた」とニンマリしている維新の面々が想像できますです。
東北での震災で、その被災者を低賃金で雇い、東京の埋め立ての工事をさせられたという話はよく耳に致しましたから。

この世は光と闇。

でもキレイな便所でクソをしたいだろー。
満腹になるまでご飯を食いたいだろー。
安らかに眠りたいだろー。なぁ。