2024
01.24

そば処はいろいろあり、どこも美味しいのでありますが、モリオカに戻ったときは、いつものそば屋の暖簾をくぐるのであります。

目的は、ネギのとなりの、花形の赤いヤツ。

権八辛しなのであります。
いわゆる紅葉おろしであります。

いぜん蕎麦には、権八がつきものだと信じて疑いませんでした。
東京で、はじめてワサビをだされて面食らった覚えがございます。

いまでも東京で蕎麦を喰う時は、唐辛子は欠かせませんです。
それも、麺汁にかけるのではなく、盛られた蕎麦に、わらわらとまぶすのでございます。

いずれにせよ、権八の辛さに眩暈することで、よーやく、
「モリオカに来たな」
実感するのでございます。