2012
09.25

現在、占いの教室で扱おうとしているものに「断易」ってヤツがあるのであります。

そもそも断易ってなに?
ということになるのでありますですが、画像が、その断易の卦であります。
これに月と日の12支と空亡などを考慮しながら、占うのでありますです。

断易はじつに数理的で簡単明瞭でございます。
霊感などというものは一切、不要であります。
公式にのっとって、素直に判断すればいいわけでありますから。

難しいとすれば、用神の取り方でありましょう。
画像で、兄、孫、妻、官、父、とございますが、占いたいものを、これに当てはめるのでありますが、これさえ間違わなければ、断易は百発百中でありますです。

たとえば、妻(正式には妻財といいますです)は「お金」を意味しますです。

「お金」を占うとき、通常は、妻を重視するわけでありますです。
が、金庫のカギを占う場合は、妻の元神である孫(正式には子孫といいますです)を用神にしなければならないのでございますです。

こういう微妙なところさえ間違わなければ、断易は外れないよう出来ておるのであります。

いまでも定期的に鑑定にこられるお方がありますです。
有名な出版社の重役であります。
そのお方は、私メに「命を救われた」と10年ほど前の占断に驚いておるのです。

「あなたが出張で行く場所は危険だ。高いビルに登ってはいけない。何らかの原因で倒壊するおそれがある。が、あなたは、ちょっとしたことで危害からまぬがれるだろうけれど」

これが、私メの出した占断でありました。
そのときは、これがニューヨークで起きた同時多発テロを物語っているなど知りえるわけもありませなんだ。

私メはただ、単純に断易の原則にしたがい、上爻の寅が、月の12支から破壊されており、それが、表に出ていない官なので、突如として発生する事故だと断じたのです。
が、世は空亡中だったので、重役さんは難を逃れるだろう。
カラクリというか、手の内を明かせば、これだけであります。

ちょうど攻撃されたツインタワーに用事があったのでありますが、たまたま、外に出いたために難を免れたということでございますです。

断易は、じつにシンプルで手軽で、しかも実用的なのでございますです。

吉凶か、ぐらいならば一日で占えるようになるはずであります。

その吉凶に「だから吉だ」「なので凶だ」という状況をくわえた占断となると多少は時間がかるのでありますです。

最初の画像を、男女の恋愛だと見ると、こうなりますです。
下から三番目に酉と辰がございますでしょう。

下から三爻は、人間の股を意味いたしますです。
酉と辰は合の関係。

酉の官は伏しております。隠れて何かしているとみるのであります。

お女性を占ったとすれば、このお女性の彼氏は、隠れて別のお女性とおスケペをしているってことが分かるのでございますです。
酉と辰は生合だから性交だというのではありませんよ。

おっとと、いつもの路線になだれ込みそうでありますので、このへんで。