2022
02.19

私メは日干「戊」でございます。
これだけで占うのは素人っぽくてオショシイのでございます。
でも、たまには別人になって上手くいく場合がございますです。

テキトー占いではございますが、「戊」は、かたい岩石を意味しておりまして、いがいに厄介な性格を内蔵していると解釈できますです。
人と楽しく付き合う時に、日干「戊」を素でいきますと、どーも、変なところでヘソを曲げてしまう場合があるのであります。

仕事をしていても、好き嫌いが極度に出てしまい、前に進めなくなることもあるのであります。石頭になるからかもしれません。
ですから、たとえば、講義のテキストを作成するときには、日干「辛」になりきることにしておりますです。奇門遁甲では、「辛」は研究者のよーに、一つのことに深く分け入って調べる凝り性を有しるとされております。

すると、
「このくらいでイイかぁ」
というところを、
「いやいや、完璧なモノに仕上げよう」
なんて面白い現象を体験することになるのであります。

占いの勉強をしている時、年上のオバちゃんにタダで教えてもらいたいときは、日干「乙」の演技をしたいましたです。
乙は、草花のイメージで、周囲から大切にされ、また自信は有力な人に頼るのが上手いという特性があるからであります。

もちろん、日干だけで語るのは乱暴です。
しかし、別人の演技をするには、これくらいの知識で十分。

あのお女性を攻略するには…。
相性の良い自分を演じればイイのであります。

が、いずれは化けの皮が剥がれ、徹底的に軽蔑されるハメにはなるのですが。

とは申しましても、
「なぜか成績があがりません」
そんな悩みの受験生に対して、日干「丁」の演技をほどこして、合格までこぎつけたこともあるので、こんな方法で、自分を操縦することも、また占いの良い面かも知れませんです。「丁」は奇門遁甲でいえば、賢くなる象意があるのですから。

いま私メは、4月からの講義の開設にあたり、日干「辛」になっておるのであります。