2011
06.20

こういう、お酒をいただいたのでありました。

薬草種…いやマカときたら男たちは反射的にニタリとする強壮剤なのであります。

フニャチンもむっくりと目覚めるという妄想を引き出す、いやいや現実的に効果があるのかもしれませんです。
よくマカ入りのサプリメントをプレゼントされたことはありましたが、このような黒い瓶入りのストロングというヤツは初めてであります。

男を褒めるときの言葉には
「黒い、かたい、長い、太い」
の四つのエレメントをいれることが極意であります。
●「真っ黒に日焼けしてるね」あるいは「けっこう腹黒い男だよね」
●「義理がたいよね」あるいは「わっ腕の筋肉がちがちにかたい」
●「指が長いね」あるいは「脚長いね」
●「肝っ玉が太いね」あるいは「ず太い男だよね」
このように応用すると、男の快感の無意識を刺激し、ばかに上機嫌になるのであります。

さて、精力剤となる食べ物が刺身であることは案外知られざる事実かもしれません。

トロの刺身は一発で股間にきますです。
画像はブリであります。
脂のこってりとのったブリもまたむくむく作用の筆頭ともいえるでありましょう。

野菜にも精力剤となるものがございますが、野菜についてはいずれのおりにお話しすることとして、まずはブリの刺身とマカ酒であります。

結果から先にいいましょう。
藻くずとなりましてございます。

ブリを肴にマカ酒をやった30分後に腹がキュルルルルーと鳴りだし、犬たちは一斉に耳を立てて私の方に寄って来たのであります。
放屁をしてたしかめるまでもなく、下痢の前兆。
下手に放屁などいたしましては大変なことにあいなります。
ズボンのボタンをはずしながら便所へと駆け込んだのであります。

この世のものともおもえない異音をはっしながら、精力剤となるはずのモノは便所の藻くずと化したのでございます。
これがじつに四波ほど襲ってきたのであります。

あとは紙のように真っ白になった顔で布団に横たわるのみでした。

アーメン。