2021
08.05

具体的な予感があったわけではございません。
ただただ五輪を嫌悪してだけでございました。

4年ほど前の夏のある朝、
「家を建て替える!」
発作的に業者を呼んで、
「2020年の夏にモリオカにこもりますから、それまでに」
旧屋敷を取り壊し、3年、家屋は完成。
まだエントランスは未完成。

それでも、中国人が運んできた新型肺炎の禍から逃れておりますです。
五輪が強行開催された7月23日だったかは東京での感染者数は、まだ約1300人。
それが8月5日現在では5千人超とか。

直感というか、そういうものを自慢するわけではございませんが、
「箱舟的な家になったなぁ」
いまのところは胸を撫でおろしているのであります。

ワクチンに対する警戒心も本能的なモノが働いております。
「危険だぞ」と。

高校1年の夏、友人と二人で無計画旅行っぽく奥羽山地に入ったことがございます。自衛隊の猿真似であります。無謀もイイところでありました。

そして、迷いました。2日間じめじめした山を彷徨いました。
水筒も空。
喉が渇き、死ぬかと思いました。
牧場のような草地に出た時、
「水が~」
友達が指差しました。草地がへこんで、そこに緑色の水が溜まっておりました。
あきらかに放牧の牛か何かの尿でありました。
「止めろ」
制止も効かず、友達は顔を近づけてゴクゴクと飲んでいました。
迷っている間に、我々は険悪な関係になっておったのでございます。
「うめぇ~」
喉の渇きは癒されたよーであります。
そのうえ、運良く、農夫を発見し、トラクターで民家まで乗せて行ってもらったのでございます。

無事に家に戻りましたが、友達は腹痛と下痢が止まらず、1週間入院する羽目になったのでありました。
原因は、あの緑色の水。

そのときの急場はしのげても、後が大変だと体験的に学んだのかもしれません。
ワクチンの副作用は語られず、副反応だけを取りざたされているところにも、
「?」
首を傾げるので、ございます。

さて、五輪が終われば、箱舟から魔都へと戻る予定でございます。
半身不随五輪が始まるまでの2週間、一時的にでも感染率が低下するかどーか。
パラリンが始まったなら、ふたたび箱舟に逃避する予定であります。

いずれにせよ、首都は地獄と化したよーでございます。
もうデータも情報もアテにならず、占いだけが救世主なのだと確信している次第でございますです。