2024
01.16

双子のタマゴでした。

ずいぶんと大きな卵だなぁと、割りましたところ、卵が二つ。
「これは吉兆だ」
世の中は九割以上が悪いことだらけであります。
何から何まで腹の立つことばかり。
そこに、このよーな珍しい双子のタマゴが出現したということは、まず有り得ないこと。
だから吉兆と反射的に思ったわけであります。

でも、この双子の卵を眺めておりますと、ほれほれ、オッパイに見えてくるのです。
「おうおう、イごど、イイごど」
目が自然と細めてしまうのであります。

そーです。
好みは何かと訊かれたら、ためらうことなく、
「オッパイです!」
と答えることでありましょー。

たとえば待ち合わせに遅刻され、イライラしていても、やがてオッパイを見た瞬間に、反射的に怒りは鎮まり、どころか満面笑みの上機嫌な気分になるものでございます。
これは男であれば、だれでも持つ習性だと信じて疑いません。

こんな現象は、めったにあるものではございません。
ほかにあるとすれば、お金でしょーか。
憎い経営者からでも、むかし給料袋を受け取ったとき、つい嬉しそーに笑顔になる自分が嫌でした。嫌でしたが、しかたない条件反射なのでありました。

この現象を断易では、「貪生忘剋」「貪合亡冲」と名付けております。
剋や冲よりも、生や合を優先するという原則であります。

断易は、このよーに世の中のすべての現象を、原則の中に取り込んでおります。
当たらぬはずがないのであります。