2020
02.28
なにを告げようとしているのでありましょうか。
ウィルスによって大騒ぎとなり、とうとう混乱が始まり、株価は大暴落となり、人々は険悪な表情で隣人を避け始めているのであります。
やがて銀行パニックとなり、個人の預貯金は凍結となる瞬間も想像できない事ではございませんです。
世界の秩序が破綻寸前でございます。
神はなにを告げたいのか。
世界がひとところに集まり巨大な塔を築いたとき、神はお怒りになり、その塔を破壊し、様々な言語に人々を分けて分散させてお仕舞いになられたと伝えられております。
「どーして?」
その答えが見えてきそーな気もいたしますです。
命あるものは、もともと死というウィルスを内包しているものであります。いつウィルスが活発化し、死へと導かれるのか。
四柱推命において、幸運になるための用神と、死から身を防ぐ命の用神があるというのは、十傳スクールの受講者であれば、すぐに、
「あれか…!」
思い出されることでございましょう。
イノチの用神が壊れる時、死のウィルスが猛威を振るうのであります。
宇宙へと旅するほどの明晰な頭脳を持つ、人類の一握りの天才も、やはりウィルスを制することはいまだ出来ません。
では、死の直前に、
「自分は幸福だったか?」
と満足できるかどーか。満足できても出来なくても、手遅れなのでありますが、けれど、新型肺炎という命を脅かす流行病は、今までの生き方を見つめ直すには好機かもしれませんです。手遅れではないかもしれませんから。
自分は本当に生きて来たのか?
YES、NOを反対で答えると楽であります。
「生きてきた」なら「NO」と、「生きていない」なら「YES」と。
では、3月のボイドタイムであります。
2020年02/28(金)12h27m in牡羊 ~ 16h30m
2020年03/02(月)00h53m in牡牛 ~ 04h21m
2020年03/04(水)11h21m in双子 ~ 13h26m
2020年03/06(金)16h13m in蟹 ~ 18h28m
2020年03/08(日)17h13m in獅子 ~ 19h48m
2020年03/10(火)17h34m in乙女 ~ 19h04m
2020年03/12(木)17h14m in天秤 ~ 18h29m
2020年03/14(土)19h09m in蠍 ~ 20h11m
2020年03/16(月)18h37m in射手 ~ /17(火)01h27m
2020年03/19(木)09h50m in山羊 ~ 10h17m
2020年03/20(金)18h03m in水瓶 ~ /21(土)21h34m
2020年03/23(月)23h53m in魚 ~ /24(火)09h59m
2020年03/26(木)16h19m in牡羊 ~ 22h38m
2020年03/29(日)08h07m in牡牛 ~ 10h39m
2020年03/31(火)00h12m in双子 ~ 20h44m
2020年04/03(金)01h50m in蟹 ~ 03h27m
2020年04/04(土)04h29m in獅子 ~ /05(日)06h19m
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ボイドタイム /
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2020
02.26
時代はこうして回るのかと、その現場に立ち会っているのであります。
新型肺炎という目に見えないウィルスによって、これまで隠されていた人々の心の中が露呈されつつあり、易者にとっては、またとない観察の好機到来と申せますです。
差別。
イタリアに陽性の患者が発生したところで、いっきに世界中が新型肺炎に対する警戒をリアルにとらえ始めております。
もはや、中、韓、日の野蛮な国の風土病ととらえていた認識を改めておるのであります。
かつて西洋に黒死病の流行で、かなりの死者を出した時、発生原因が風呂にあるとの説から、大浴場の文化が滅び、そこから体臭を抑える香水が発達したわけでありますが、さて、このたびのウィルスは、いかなる置き土産を残すのでありましょーか。
東京に踏み入ると、マスク姿がほとんど。
これでは防犯カメラも役立たなくなり、いたるところで置き引き、暴行が横行してもおかしくありません。
閉塞感だとか騒いでおりました去年までの、のどかさは消え、他人はノイズでしかないとでもいうよーな、排他的な姿勢。恋人すらも信じられず、濃厚接触を避けつつあるのかも。
ラブホもこれではあがったり。
相手に陽性反応が出て、調べていき、そこから浮気がバレるというケースも多くなるでありましょう。
が、しかし、本当にウィルスは蔓延しているのか。
メディアが狼少年となって煽っているに過ぎないのか。
喫煙がウィルスの侵入を防いでいると私メはかたくなに信じておるのでありますけれど、これを声高にすると店から煙草という煙草が買いあさられる恐れがあるので、
「すみません、妄言です」
としておきますです。
正直、このよーな雰囲気、嫌いではございませんです。
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十傳の日記 /
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2020
02.24
一通の古ぼけた封書が出てまいりました。
消印も消えてしまっているのですが、宛名は、私メの母の母。フラッパーの祖母であります。
差出人は、聞いたこともない男。
候文でして、しかし、二枚目の頭に、
「愛情止みがたく…」
の一文に目を奪われてしまったのでございます。
恋文でした。
「されど小生、未だ一家の計をなさず、能に欠け結婚の時期ならびに…」
と続いております。
どーやら、市内の医学生が、若かりし頃の祖母に心を奪われ、求婚の文でありました。
瞬間的に祖母の美しい乳房が思い出されました。
六十歳過ぎの祖母が、高校生だった私メが入浴していた浴室に、誤って入ってきたことがございます。
いやーん、と言うかのよーに、陰毛を隠したために両腕から白い乳房が露わにこぼれていたのであります。
わずか一秒にも満たなかった裸身が50年もたった今でも新鮮に思い起こされるのでございます。
祖母から毛嫌いされていましたけれど、さらに他人のよーな目で見られることになったのは、これが契機でありました。
恋文の主との関係の深浅はもはや謎であり、両者ともこの世の人ではございません。
手文庫には、まだ別の男からの手紙が数多く保管されております。
祖母は老いてから、これらを懐かしく読んだのか、
いやーー
私メは首を振るのであります。
あのフラッパーの祖母が過去を懐かしむよーなお女性だとは信じられないのであります。小鼻でせせら笑うよーに私メに接した彼女には涙とかも似合いませんです。
おそらく、
自分が翻弄した男たちとのあれこれを、死後に子孫たちを驚かせるために、ひとつの手文庫にまとめたのではなかろーかと。
ふたたび美しい乳房がよみがえり、その乳房はどれほどの指を知っているのだろう。
とても奇妙な感覚で、罪深く、立ち入ることの許されない妄想に脳髄がジンと痺れるのでありました。
仕事どころではなくなりましたです。
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独断的恋愛論 /
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