2021
05.31

カメ子が、今年も産卵いたしました。
14個。
そのうちの一個を掌に乗せてお見せしているのであります。

だいたいひと夏に二回から三回、ほとんど決まったあたりに産卵いたします。
むろん無精卵。

庭に埋めて、花の肥料にするのも、毎年の習わしなのであります。

ところが、今年のカメ子は、
「十傳、好きじゃない!」
まるでなついてくれないのであります。

大昔に拾ってきて、手からでないと餌を食べなかったというのに。
餌をちらつかせると、水しぶきを上げて近寄り、
パクリ!
と食べていたのに、今年は、絶望的なほどによそよそしいのであります。

「悪い事でもしたのだろーか」
痛くもない腹を探っては首を傾げるばかりなのであります。

私メから死の匂いでも発せられているのだろーか…などとも思ったりいたします。
動物は、死臭を嗅ぎ分け、それを発するものを忌むのでございます。
カラスなどは喜んで、啼きわめいたりはいたしますが。

それとも、カメ子がカメであることを自覚したのか。
一生、狭い場所に閉じ込めてられているという自我が出たのかもしれません。

あるいは地球の異変を察知したのか。

いずれにしても人間に嫌われることには慣れておりますが、動物に冷たくされるのは、ちと辛いものがございますです。

そーいえば、カラスが少ないことにも気がつきます。
雀の囀りも聞こえませんです。
モリオカでは、いまごろはカッコーが電線に止まって間抜けた声で鳴くものでしたが、耳にしていないのであります。

トカゲもみあたりませぬ。
ニシキヘビが逃げ出したというニュースがございましたが、地球の危機の近いことを察知したカメ子は、私メに愛想をふりまくどころではなく、どこかに逃げ出し身を隠そうともがいているのかもしれません。

沈没を予感したネズミが、出向前に船からいっせいに逃れるという話を思い出しましたです。

地震、津波、水害、疫病(これは中国人の細菌兵器ですが)と、つぎは巨大隕石か。昆虫の害か。

カメ子の行動を観察すれば、答えが見つかるかもしれませんです。

2021
05.30

興味深い卦が出ましたので、相談者にお断りの上、UPいたしました。

「財布を無くしてしまった」
が相談内容。
1万4千円ほど入っていたそーであります。

五爻の子財が、その財布であります。
五爻ですから家の外。職場でありましょうか。
子財は動いて巳を化出。
化絶でございます。しかも巳と初爻の世爻の亥とは冲。財布は出てまいりません。

その子財は日晨の丑兄弟と合。子財には玄武が付しています。
同僚に盗まれたのであります。

と、ここまでは、断易を初等科まで学ばれた方には簡単にお分かりになる卦であります。

興味深いと申しましたのは、子財に「卦身」が付していることであります。
卦身は、
①その用神を強調いたします。
➁占うこと以外の問題が生じることが出ることがごさいます。

たとえば子供の病気について占いにいらした奥さんが、変なところに卦身があり、じつは自分の不倫を占ってほしかったなど、そういう場合に卦身は力を発揮するのであります。

①については、財布は化絶で日晨と合なので、戻ることは断じてないと解釈できますから、納得できます。
➁はどーでしょうか。財布以外の事態が生じることを推理しなくてはなりません。もちろん①のことだけを告げる場合もございますから、考えなくても良いのかもしれません。
諸口流などでは、卦身は無視するよーでございます。

しかし、鷲尾先生は、
「せっかく卦身があるのだから考慮しないともったいない」
ととの説。「そーでなくても断易は手掛かりが多くないのですから」と。

「食べ物に気を付けてください。腐ったものには要注意」
と、ちょっと推理してみました。
が、それは語りませんでした。
後日、何かあれば連絡があるはずだからであります。
そその連絡と、卦身を照らす楽しみもございますです。

2021
05.29

おかげさまで、断易の「神蓍」は予約がいっぱいになりましたので締め切りいたしますです。
なので、申し込みされましても、キャンセル待ちということになってしまうのであります。

さーてさてさて、不思議なこともあるのであります。
新聞を開いても、TVを見ましても、週刊誌にも、「五輪反対」の記事が薄いのであります。
薄すぎるのであります。

ぎゃくに、ネットでは「五輪は中止だ!」の書き込みがゲップの出るほど満載しておりますです。

一説には、新聞やTVは五輪のスポンサーだからと言われております。

けれど、政府による口封じではないかと。
やがて五輪が終わり、秋風が吹きだす頃に、ネット情報を削除すれば、
「国民全員が賛成してくれました」
と歴史を書き換えることが出来るからではと、思った次第であります。

新聞や雑誌などの活字にして紙に残せば、反対の声の強かったことが後世に残ってしまいますから。

ジャニーズで活手に脱退したタレントが、もともとジャニーズにはいなかったかのよーに画像を作り替えるではありませんか。スマップにオートに移った森且行クンがはじめっから存在しなかったかのよーに、画像編集をしていたよーにであります。

さらに五輪が終わるまで、お女性のヘアヌードが制限されているとか。
週刊プレイボーイなど、その傾向が顕著で、三年くらい前からヌードがダメになっております。
10年前の週プレの、どんなに麗しかったことか。

そしてまた、不倫などについてもバカに厳しいのであります。
芸能人の不倫騒動を必要以上に叩き、我々に対してのミセシメとしているのでございます。

歴史を書き換え、言論統制をし、行動規範に従わせよーとする、大変な時代が回帰して来たよーであります。

天ちゃんは、開会の詔をするのかどーか。
見ものでございますですね。